2018年07月26日
2018年07月25日
2018年07月24日
もう20年以上前になりますが、納品で長崎まで行きました。大阪芸大の建築の先生の設計の海の見える別荘でした。現地の工務店の社長さんに卓袱料理を御馳走になりました。味はよく覚えていませんが、中華と和食のミックスだったような記憶があります。で、大阪芸大の先生は帰られたんですが、私は2~3日遊んで帰ることにしました。レンタカーを借りて天草、熊本、阿蘇、大分と回って帰りました。天草の鄙びた港でフェリーを待っている時、岸壁から釣り糸を垂れている人の姿がありました。平日、昼日中からのんびりと釣りをしているとは暢気な人もいるなあと思いよく見ると何か見たことのある顔です。 あ、常田さんやと思い少しだけお話しました。内容は忘れました。天草の鄙びた港の昼下がり、たしか季節は夏でした。時間の止まったような景色と、釣りをしている常田さんのキャラクターがぴったりフィットして印象に残りました。つい、最近訃報に接してその記憶が蘇ってきました。景色や食事もいいんですが、旅の楽しさは人との出会いに尽きます。ご冥福をお祈りします。
(14:05)
2018年07月23日
2018年07月20日
2018年07月19日
2018年07月18日
このギターのような楽器、アルぺジョーネと言います。6弦です。ヴァイオリンやチェロのように弓で弾きます。1820年代にウィーン で発明されたそうです。シューベルトがどうやら発明者から委嘱されてアルぺジョーネソナタを作曲したようです。ところが、この楽器あまりと言うか殆ど普及しなかったようです。楽器も曲も忘れ去られていたんですが、シューベルトの没後だいぶたって再び脚光を浴びたときにはアルぺジョーネ奏者がいないという数奇な運命をたどった曲です。まあ無い楽器では演奏出来ないんでチェロやヴィオラ用に編曲した曲を今日我々が楽しんでいるというわけです。で、昨日、NHKFMのベストオブクラシックを聴いていると、なんと珍しい本来のアルぺジョーネを使った演奏でした。名前は失念しましたがフランスのチェリストが弾いていました。だいぶ練習したんでしょうか?この曲は好きな曲の一つです。まだクラシックをそんなに聴きこんでいなかったころ、大学の先輩でずいぶんお世話になった方に店村真積さんのヴィオラのプライベートコンサートに連れて行って貰いました。数メートルの距離での生演奏というなんとも贅沢な時間でした。その時のプログラムの中にこの曲が入っていました。CDも買って愛聴盤です。
先輩の友人がミラノに留学していた時に店村さんと知り合ったとかでご縁が出来たようです。
続く
(23:51)