2011年02月11日

共鳴管方式のスピーカーを試作しました。


スピーカー 002









































タモの柾板14mmです。H570W124D144です。共鳴管というのは
管の中の空気が特定の周波数で共鳴する原理を応用しています。
数式は省きますが、この箱は長さ1140mmの管が二つ折りで入っている
ことになります。共鳴周波数は計算上は76HZです。簡単に測定したら
60HZまで充分でていました。8cmのユニットにしたら上出来です。
バスレフより軽々と音がでています。背圧が低いからだと思います。
スピード感のある、伸びやかな音です。ディティールもよく表しています。
トールボーイなので液晶の横などにぴったりです。

スピーカー 005









































タモの柾は上品でいいですね。オイル仕上げです。

スピーカー 007









































ルックスも音もいいスピーカーが出来ました。




BGM  MAHLER Symphony No,6

KLAUS TENNSTEDT

London Philharmonic Orchestra

初めて、テンシュテットのマーラーを聴きました。素晴らしい演奏です。
病魔に冒されて、闘病中のライブ録音です。私はライブ派なんで
特に感銘を受けました。一楽章、冒頭の部分のただならぬ緊張感
、圧倒されました。4楽章、最後の部分、あたかもテンシュテットの
死に対峙している諦観と葛藤のようです。言葉では言い表せない感動です。
宇野先生がおっしゃる切れば血の出る演奏とはこのようなものでしょう。
一生で一度でいいからこんな演奏をコンサートホールで聴いてみたい
ものです。
     


(16:08)

2011年02月10日

大人組PLATINUMという雑誌に私のことが掲載されました。3月号です。


大人組 002








































北海道在住の西川栄明さんという木工に詳しいライターの方が取材して
くれました。上手く書いてくれています。自分のことを書いてある印刷物
を見るのは嬉しいような照れくさいような気持ちです。

大人組 001











































(13:49)

2011年02月07日

最近、8cmで優秀なユニットが沢山出てきました。ニアフィールドで聴く
のなら充分です。そこで、無垢材でA4サイズのブックシェルフ
のエンクロージャーを作りました。

speaker 009








































W118 D227 H298です。バッフル板(前板です。)は厚さ13mmウエ
ンジ(マメ科のアフリカ材です。比重0.8~0.9で硬い材です。
茶褐色の綺麗な材です。)側板、天地板、裏板は10mmのミズメザクラ
(日本産、カバ科比重0.6~0.7の硬くて粘りのある材です。弓を作った
そうです。)。ダクトは直径30mm、長さ62mm 、ウエンジの無垢材削り
だしです。fd(共鳴周波数)は90hzくらいだと思います。
口径8cmのユニット用です。口径が小さいほど低音が出にくいんでヘルム
ホルツの共鳴の原理を利用して低音を増強しています。
ビンの口を横から吹くとボーボーいうあの原理です。オイル仕上げして
Fountek FR88EXを仮止めして試聴しました。中高音が綺麗ですね。
オーケストラの低音もそこそこ出ています。さすがに重低音は無理ですが。
サブウーファーを併用すればいいでしょうね。PC用やニアフィールドには
最適ですね。本棚で本の間に挟むと低音が増強されspeaker 015ます。










































斜め後ろからです。ターミナル用の穴をあけています。
ミズメは材の中心が赤くて(偽心材)、外側が白くなっています。
硬さや材の質はいっしょです。

speaker 014









































バッフル板は斜めに面取りしています。多分、音の回折を防ぐ効果も
ありそうです。

試聴盤 1 
PETER TCHIKOVSKY
Violin Concerto in D majar
MAXIM VENGEROV violin
Berliner Philharmoniker
CLAUDIO ABBADO

バイオリンが綺麗にきこえます。オーケストラも重低音は無理
ですが低音も不満のないレベルです。ルックスも音もいいスピーカーが
出来ました。

試聴盤  2
SONNY ROLLINS
SAXOPHONE COLOSSUS
ソニー、ロリンズがバリバリ吹いてますね。マックス、ローチのドラム
も生生しいです。小径のフルレンジ1発らしく音像の定位がいいです。

FountekFR88EXが無垢材のエンクロージャーとよくあってます。
オーディオ ファイルのサブ機にも充分使えそうです。


(16:46)

2011年02月03日

今、福井県あわら市の「金津創作の森」アートコア ミュージアム
で開催されている 酒の器展に出品しています。コンペ形式で
入選者の作品が展示されています。酒器とぐい飲みのセットです。
3月6日まで、10;00~17;00 休館日;毎週月曜日です。
陶磁器、ガラス、木工、漆など150点くらいあるそうです。
お近くに行かれたら是非ご覧ください。
ホームページはwww.sosaku.jp/  です。
私は40cmx50cmくらいの欅の塊に直径30cm深さ10cm
くらいの丸い窪みを掘り込んで拭き漆をした作品を
出しています。帰ってきたら画像アップします。


弓槻 003








































今日の弓槻です。
いい天気になりました。屋根や庭には残雪があります。
このまま、暖かくはならないでしょうね・・・・

弓槻 006








































庭の梅のつぼみです。だいぶふくらんでいます。あと少し寒さに耐えて
頑張ります。

(14:58)

2011年02月02日

建築家の阿久津さんと豊橋まで行って来ました。奥様の実家に置いて
ある材木を取りに行くのが第一の目的です。阿久津さんはJIA(建築家
の団体です)の見学会の幹事をされています。たまたま、豊橋にあるコル
ゲートパイプ(土木工事に使う鉄の構造材)の建築のバスツアーを企画
されて、その下見にお付き合いしました。

建築 河合健一 石山 009


















川合健二邸です。大きさがわかりにくいんですが幅が8メートルくらいです。
川合さんは天才的なエンジニアで丹下健三の旧都庁舎の空調など、活躍
されていたんですが1966年に1800坪の原野にこの家?を建てて
自給自足の生活をされていたそうです。木立の間から見たときは、なにか
宇宙人の忘れ物を見つけたような感じでした。川合さんはもう亡くなられて
いますが、奥様が90歳を超えてお一人でお住みです。内部も拝見させて
もらいましたがワンルーム?で真ん中にコタツがありました。

建築 河合健一 石山 012


















こちらは裏?側です。
手前にビートルとスバル、反対側にはポルシェとウニモグが土に還ろうと
しています。川合さんの意向だそうです。色即是空ですねえ。


建築 河合健一 石山 005


















表?側です。ハニカムです。

建築 河合健一 石山 002


















左の四角い部分がエントランスです。

建築 河合健一 石山 006


















側面です。砂利で埋めてあります。基礎がないので竣工時には建築と
認められなかったそうです。

建築 河合健一 石山 007


















このなかに人が住んでいるとは・・・

建築 河合健一 石山 014


















錆止め塗料仕上げ?です。
これはインパクトありました。建築とは。考えさせられました。


続いて石山修武さん設計の幻庵です。

建築 河合健一 石山 027








































川合作品にインスパイされた1975年の作品です。別荘だそうです。
こちらは建築になってます。

建築 河合健一 石山 043


















阿久津さんです。


建築 河合健一 石山 051




















建築 河合健一 石山 025








































森の中に建っています。建築 河合健一 石山 019









































建築 河合健一 石山 036


















側面です。

石山修武さんの作品は雑誌などで見たことはあったんですが、やはり現場
で見ると面白いですね。
60年代、70年代は元気な時代でしたね。今の閉塞感、先細り感とは
大違いです。

(09:00)

2011年01月29日

広渡さんの設計した家のオープンハウスに家具を置かせて
もらいました。

広渡作品 くろんど池 001


















傾斜地に建っています。真ん中がエントランスです。平屋に見えますが
実際は2階部分です。

広渡作品 くろんど池 002


















エントランスから1階のリビングを見ています。ダイニングテーブルと椅子
が見えます。くるみ材のオイル仕上げです。テーブルはW1950 D750
H710 椅子はW450 D520 H750 SH430です。床のタイル、鉄
の階段とのコントラストがあって木の素材感がいっそう引き立っています。
広渡作品 くろんど池 011


















1階、バルコニーから見たダイニングセットです。
テーブルの脚は内側に納まっているので足が自由になります。
6人でも充分な大きさです。
広渡作品 くろんど池 015









































キッチンです。ゆったりしたスペースです。

広渡作品 くろんど池 010


















和室です。畳の部屋も欲しいですね。

広渡作品 くろんど池 006








































ベンチです。座板は楠の一枚板、背と脚はくるみです。W1950 D540
H730 SH430です。3人ゆったり座れます。4人でも大丈夫でしょう。
横になって昼寝もできます。お施主さんはバイクマニアだそうで、この部屋
はバイクが並ぶそうです。ご自身で整備もなさるそうです。
そのために天井にホイストがついています。BMWがお好きだそうです。

広渡作品 くろんど池 004








































2階の寝室です。東南に窓があるので朝日とともに目覚めますね。
窓際のコンソールテーブルは栗のオイル仕上げ、W500 D350 H900
です。お花を飾るといいでしょうね。手前のスツールは座が楠、脚は栗
背は黒檀です。W400 D400 H530です。3本脚のおおぶりなものです。
広渡作品 くろんど池 016


















まわりは樹木にかこまれた自然の豊かなところです。
リビングルームから好きなバイクを眺めながら暮らす・・ 最高の贅沢
です。

(20:44)

2011年01月28日

小ぶりなベンチを作りました。

ベンチ 006


















くるみ材のオイル仕上げです。W960 D420 H660です。座は一枚板
です。ころんとしたかわいい感じです。

ベンチ 003


















脚は丸ホゾで十字に楔が入っています。

ベンチ 002


















背のスポークです。座の裏まで貫通させて楔でしめています。
旋盤がないので一本ずつ手ガンナで削ってます。木殺しも充分してるので
緩んでくることはないはずです。

ベンチ 005


















座面の奥行きが少し短いので女性向きかもしれません。美人姉妹が座ると
絵になりそうです。

       

(14:02)

2011年01月23日

1月26日、奈良市高山で広渡さんの設計された家のオープンハウス
があります。くろんど池の近くです。家具を数点展示させてもらいます。

小 017








































この三兄弟も展示します。
興味のある方は広渡建築設計事務所のホームページをご覧下さい。
私も午後は居るつもりです。
広渡さんとは建築家フォーラムでご一緒させてもらってます。
いつもにこにこされていて穏やかな方です。ブルックナーがお好きなので
お会いすると音楽談義で話が弾みます。

(15:02)
小椅子を3脚作りました。

小 017








































材は胡桃です。オイル仕上げです。W380 D430 H850.670.580
です。もちろん座れますが、玄関に置いて花器をおいたりいろいろと
楽しめると思います。高さを変えて3脚作りました。

小 036








































一番、低いバージョンです。

小 034








































後ろに見えているのは横切り盤です。材を乗せた台がレールの上を
スライドします。キャビネット作りで板を直角に切るのに不可欠な機械です。

小 001








































中のバージョンです。

小 018









































小 020








































高いバージョンです。

小 024


















背と座の接合部です。背を2ミリ掘り込んで座板を嵌めています。手間が
かかるんですが、木がやせても隙間が出来ません。木工で隙間があるのが
一番みっともないので接合部は気を使いますね。まあ昔からあるテクニックで
専門用語では「大入れ」と言います。

小 032


















この三角形のパーツも大入れにしています。座がねじれないよう6ミリ
くらい入っています。

小 030


















前脚も大入れです。

小 028


















前脚の座との接合部です。直径30ミリの丸ホゾです。真ん中に硬い材で
楔を入れています。
木工で接合部に隙間があったり、鉋がきれいにかかっていないというのは
論外ですね。あるピアニストが語っていたんですが、上手に弾けてあたりまえ、
その先が難しいと・・・ 技術とセンス、両方必要です。木工は難しいでしょう
とよく言われます。いつも答えるのは10年もしたらただ作ることは上手
になります。それよりセンスを磨く事が大事ですと。本を読んだり、音楽を
聴いたり、旅行したり、人間の幅を拡げないと・・・・ 

(13:41)

2011年01月20日

最近作ったかんざしです。材はローズウッドです。あわびを象嵌しています。
すこしアールをつけています。くるみオイルで拭いています。なめても
大丈夫です。長さが18センチくらいです。ローズは色がなんともいえず
いいです。

ca167947.jpg
裏側です。ローズウッドもいろいろ種類があります。ブラジリアンローズが
本物ですが色や雰囲気の似た木をナントカローズとか呼んだりよくわかりません。
ただ、木にも流行があって一昔前はバーズアイメープルが流行りました。
いまはブラックウオルナットが人気あるみたいですね。私はそれぞれの材に
いいところがあると思うのであまり好き嫌いなく使うほうだと思います。
ローズウッドは貴重な材なのでこんな小物しか作れません。


ceb785fa.jpg

今日のBGM

        MAHLER SYMPHONY NO1

        CONCERTGEBOUWORKEST AMSTERDAM

        LEONARD BERNSTEIN

バーンスタインのコンセルトヘボウとのライブ盤です。
濃い演奏ですね。1番は人気があって沢山CDがでています。
実は初めて買ったクラシックのCDがこの曲でした。
訳もわからずに買ったのがコリン、デービスとバイエルンでした。
笑いますね。いまなら絶対買わないでしょう。
最近、マーラーよく聞いています。去年、今年とメモリアルイヤー
という訳でもないんですが・・・・

(14:03)