2011年02月

2011年02月28日

 阿久津友嗣さん設計のTreasure Fortというワンルーム
マンションのオープンハウスでテーブルと椅子を展示させていただきまし
た。

阿久津 treasure fort オープンハウス 001








































外観です。道路に面してメゾネットタイプの部屋があります。中庭をはさん
で、奥に一階2戸、2階2戸の計5戸です。Treasure Fortという名前は
宝持という地名から付けられたそうです。宝持、いい名前ですね。

阿久津 treasure fort オープンハウス 003









































右からの外観です。

阿久津 treasure fort オープンハウス 012








































メゾネットの2階に丸テーブルと椅子を展示させてもらいました。
ヤマザクラのオイル仕上げです。2年くらい前に作ったのでサクラがやけて
いい色になっています。テーブルはW700 D700 H710。 本など置け
るようにウエンジの棚板が付いています。椅子はW400 D500 H810
SH420です。座板は一枚板です。後ろの壁は構造用合板です。節のない
綺麗な板をさがすのが大変です。8畳くらいの部屋です。


阿久津 treasure fort オープンハウス 004








































バルコニーです。無塗装のどぶ漬メッキだそうです。これはこれでいい感じ
ですね。

阿久津 treasure fort オープンハウス 008








































洗面台です。しゃれてるなと思ったらイタリア製でした。

阿久津 treasure fort オープンハウス 006









































奥の部屋です。天井高が2800あるので気持ちいいです。
阿久津 treasure fort オープンハウス 005



















奥、2階への通路です。建蔽率の関係で片持ちになっています。

近鉄奈良線八戸ノ里からあるいて10分くらいの所です。近畿大学のすぐ
近く(徒歩3分)です。私が学生の頃は木造の汚いアパートや下宿屋しか
ありませんでした。隔世の感があります。家賃はメゾネットが6万、他の
部屋が5,4万です。道路から奥まっているので静かです。
近大の学生さんどうですか?

(08:57)

2011年02月26日

 スツールの新作です。

スツール アワビ 008








































座は楠、脚はブナ、背は黒檀です。W400 D430 H470 SH410
です。まだ仕上げていません。拭き漆しようかと思ってます。

スツール アワビ 007









































三本脚です。後ろ脚が二本なので安定感あります。軽いので、どこにでも
持ち運びできます。玄関で靴を履く時とか、台所の隅で一息入れるとき
とか便利に使えそうですね。

スツール アワビ 010









































黒檀の背です。アフリカ材です。縞黒檀ですね。水に沈みます。
いろいろな材を使えるのは楽しいですね。それぞれの特徴を生かした
仕事が出来たらいいですね。

スツール アワビ 006









































スツール アワビ 004









































脚は30mmの丸ホゾで座を貫通させて、硬い楔とボンドで止めています。
拭き漆が出来たら画像をアップします。



(20:54)

2011年02月24日

 螺鈿の象嵌にはいろいろな貝を使います。白蝶貝、メキシコアワビ、夜
光貝などです。日本のアワビも使います。
メキシコアワビ(最近はニュージーランド産が多いそうです)ほど華やかで
はないけれど、落ち着いた美しさがあります。

スツール アワビ 014









































表?側です。ザラザラです。

スツール アワビ 012









































漆芸では1~2mmの厚さでフラットに研磨した物を使います。普通は平ら
な面に貼り付けます。原貝は少し反って、表面は波打ってます。それをディ
スクグラインダーで切って使います。ほぼフラットな面が取れるのは3x4
cmくらいです。進化の必然でこのような形にたどり着いたんでしょうがいつ
見ても感心します。自然の造形はすごいですね。

  今日の音楽
ANNE-SOPHIE MUTTER
The Berlin Recital
Brahms.Debussy.Franck.Mozart
Lambert Orkis piano

アンネ ゾフィー ムターのリサイタルのライブです。肩のこらない曲ばかりで
リラックスして聴けます。録音もいいです。小林秀雄がバイオリンは女に限る
となにかに書いていたそうですが、たしかに見目麗しい女性の演奏姿は絵に
なりますね。ムターはなかなかの美人ですし、いつか演奏会を聴きたいです。
































(21:35)

2011年02月20日

大阪のギャラリーの方と、お客様のお宅に納品してきました。

丸谷さん宅 001








































わかりにくいんですが、石彫の台です。楢材の拭き漆仕上げです。
W410D280H820です。


丸谷さん宅 003








































以前に納めたローテーブルです。ケヤキ材の拭き漆仕上げです。
W500D400H450です。同じものがもう一台あります。長さ2メーター
位の木から3台分の天板を木取りしたので、縦に繋ぐと木目が続きます。
やはり、一木作りは木味も木目も揃って気持ちがいいですね。
お客様は美術品のコレクターで、李朝の陶箱、色鍋島、明治期の超絶技巧
の棗などいろいろと見せていただきました。いいものを見るのは勉強になる
し楽しいですね。ありがとうございました。

(15:05)

2011年02月17日

以前に作ったスピーカーです。久しぶりに聴くとずいぶんとよくなって
いました。多分作ってすぐは接着材の水分が乾燥してないんでしょうね。
びっくりするくらい低音も出るようになりました。

8cmバスレフ  002


















胡桃材、T17mm、W133、D205、H218です。ダクトは24パイの長さ
50mmです。計算上のダクトの共鳴周波数は80HZくらいです。ユニット
保護に真鍮の丸棒を3本取り付けました。弦楽器のイメージです。
8cmとは思えない低音です。

8cmバスレフ  006









































胡桃がいい色です。広葉樹の中ではどちらかというと軟らかい材なので
音響的にもいいのかもしれません。

8cmバスレフ  009









































TANGBANG W3-582SCはポリプロピレンのコーンでコストパフォー
マンスの高いユニットです。台湾のメーカーですがその実力はなかなか
侮れません。

8cmバスレフ  012









































ターミナルは麻布オーディオ京都支店で購入しました。

エンクロージャーを作るとボンドが乾くのを待ちかねてユニットを取り付け
て聴くんですが、やはりエンクロージャーにもエージングが必要ですね。
ごく、普通に作ったんですがあらためて、バスレフのよさに気づかされまし
た。重低音は無理ですが、充分オーケストラも聴けます。普通の部屋なら
メインで使えると思います。

試聴盤   Gustav Mahler  Sinfonie  Nr.4
        Kathleen Battle
        Wiener Philharmoniker
        Lorin Maazel
マゼールの指揮は綺麗にまとめている感じです。バトルも美声で応えてい
ます。私は6番、9番が好きですね。聴くと疲れるけれど・・・ マーラーの
シンフォニーの中では1番とならんでとっつきやすいです。
短いですし。(と言っても50分くらいありますが) 最近マーラーをよく聴い
ています。面白いですね。8cm一発なんで若干こじんまりした感じですが
変な付帯音がなく聴きやすいですね。

        Travels with my lute
         Ryousuke Sakamoto
         Renaissaice lute
坂本龍右さんはまだ二十代の若いリュート奏者です。ご両親も音楽家です。
ルネサンス期のスペイン、イタリア、などの曲を演奏しています。
リュートのソロです。楽器とスピーカーの大きさが近いせいかすごくリアルに
聴こえます。これはいいですね。




                 

(20:59)

2011年02月15日

スツールを作りました。三本脚で小さい背が付いています。

スツール 009 









































座板は楠、脚はブナ、背はケヤキです。W430 D380 H430です。
オイル仕上げです。


スツール 002









































貫なしです。三本脚は不安定になりやすいので、後ろ側が2本脚になるよ
うに座ってもらえるように、小さい背を付けました。こんな背でもあると、
お尻の収まりがいいように感じます。

スツール 011









































背はケヤキの柾です。

スツール 005









































背を後ろから見たところです。ダボの隠しにウエンジを象嵌しています。



スツール 010


















脚は丸ホゾで座板の天まで抜けています。楠は関西では神社に大きい
樹があります。京都では東山七条下がった今熊野神社に立派な楠があり
ます。南方系の樹なので九州には多いのではと思います。鉋をかけると
樟脳の匂いがします。僕が子供の頃は衣類の虫除けに使ってましたね。
歳がわかりますね。


BGM   J,S,Bach   Psrtitas No,1  No,2 No,6

       PIANO ANDRAS  Schiff
 グールドのCDをよく聴いていましたが、普通?の演奏はどんなものかと
シフのCDを買いました。実にまっとうな演奏です。バッハのピアノ曲は
意外とモダンな感じで好きですね。ゴルトベルクを聴きながら眠りにつくの
はよかったですよ。(一度しただけですが。) 

(01:06)

2011年02月13日

昨日からの雪もやみ、いい天気になってきました。10cmくらい
積もりました。春先の重い雪です。

13 feblary 005


















弓槻町です。

13 feblary 002


















やはり、1月よりは暖かくなりました。

13 feblary 006









































13 feblary 004









































13 feblary 007











































13 feblary 008









































杉です。花粉がたくさん見えます。

13 feblary 003









































日本昔話のようです。

BGM  伊福部昭  シンフォニア  タプカーラ
  


(10:19)

2011年02月11日

共鳴管方式のスピーカーを試作しました。


スピーカー 002









































タモの柾板14mmです。H570W124D144です。共鳴管というのは
管の中の空気が特定の周波数で共鳴する原理を応用しています。
数式は省きますが、この箱は長さ1140mmの管が二つ折りで入っている
ことになります。共鳴周波数は計算上は76HZです。簡単に測定したら
60HZまで充分でていました。8cmのユニットにしたら上出来です。
バスレフより軽々と音がでています。背圧が低いからだと思います。
スピード感のある、伸びやかな音です。ディティールもよく表しています。
トールボーイなので液晶の横などにぴったりです。

スピーカー 005









































タモの柾は上品でいいですね。オイル仕上げです。

スピーカー 007









































ルックスも音もいいスピーカーが出来ました。




BGM  MAHLER Symphony No,6

KLAUS TENNSTEDT

London Philharmonic Orchestra

初めて、テンシュテットのマーラーを聴きました。素晴らしい演奏です。
病魔に冒されて、闘病中のライブ録音です。私はライブ派なんで
特に感銘を受けました。一楽章、冒頭の部分のただならぬ緊張感
、圧倒されました。4楽章、最後の部分、あたかもテンシュテットの
死に対峙している諦観と葛藤のようです。言葉では言い表せない感動です。
宇野先生がおっしゃる切れば血の出る演奏とはこのようなものでしょう。
一生で一度でいいからこんな演奏をコンサートホールで聴いてみたい
ものです。
     


(16:08)

2011年02月10日

大人組PLATINUMという雑誌に私のことが掲載されました。3月号です。


大人組 002








































北海道在住の西川栄明さんという木工に詳しいライターの方が取材して
くれました。上手く書いてくれています。自分のことを書いてある印刷物
を見るのは嬉しいような照れくさいような気持ちです。

大人組 001











































(13:49)

2011年02月07日

最近、8cmで優秀なユニットが沢山出てきました。ニアフィールドで聴く
のなら充分です。そこで、無垢材でA4サイズのブックシェルフ
のエンクロージャーを作りました。

speaker 009








































W118 D227 H298です。バッフル板(前板です。)は厚さ13mmウエ
ンジ(マメ科のアフリカ材です。比重0.8~0.9で硬い材です。
茶褐色の綺麗な材です。)側板、天地板、裏板は10mmのミズメザクラ
(日本産、カバ科比重0.6~0.7の硬くて粘りのある材です。弓を作った
そうです。)。ダクトは直径30mm、長さ62mm 、ウエンジの無垢材削り
だしです。fd(共鳴周波数)は90hzくらいだと思います。
口径8cmのユニット用です。口径が小さいほど低音が出にくいんでヘルム
ホルツの共鳴の原理を利用して低音を増強しています。
ビンの口を横から吹くとボーボーいうあの原理です。オイル仕上げして
Fountek FR88EXを仮止めして試聴しました。中高音が綺麗ですね。
オーケストラの低音もそこそこ出ています。さすがに重低音は無理ですが。
サブウーファーを併用すればいいでしょうね。PC用やニアフィールドには
最適ですね。本棚で本の間に挟むと低音が増強されspeaker 015ます。










































斜め後ろからです。ターミナル用の穴をあけています。
ミズメは材の中心が赤くて(偽心材)、外側が白くなっています。
硬さや材の質はいっしょです。

speaker 014









































バッフル板は斜めに面取りしています。多分、音の回折を防ぐ効果も
ありそうです。

試聴盤 1 
PETER TCHIKOVSKY
Violin Concerto in D majar
MAXIM VENGEROV violin
Berliner Philharmoniker
CLAUDIO ABBADO

バイオリンが綺麗にきこえます。オーケストラも重低音は無理
ですが低音も不満のないレベルです。ルックスも音もいいスピーカーが
出来ました。

試聴盤  2
SONNY ROLLINS
SAXOPHONE COLOSSUS
ソニー、ロリンズがバリバリ吹いてますね。マックス、ローチのドラム
も生生しいです。小径のフルレンジ1発らしく音像の定位がいいです。

FountekFR88EXが無垢材のエンクロージャーとよくあってます。
オーディオ ファイルのサブ機にも充分使えそうです。


(16:46)

2011年02月03日

今、福井県あわら市の「金津創作の森」アートコア ミュージアム
で開催されている 酒の器展に出品しています。コンペ形式で
入選者の作品が展示されています。酒器とぐい飲みのセットです。
3月6日まで、10;00~17;00 休館日;毎週月曜日です。
陶磁器、ガラス、木工、漆など150点くらいあるそうです。
お近くに行かれたら是非ご覧ください。
ホームページはwww.sosaku.jp/  です。
私は40cmx50cmくらいの欅の塊に直径30cm深さ10cm
くらいの丸い窪みを掘り込んで拭き漆をした作品を
出しています。帰ってきたら画像アップします。


弓槻 003








































今日の弓槻です。
いい天気になりました。屋根や庭には残雪があります。
このまま、暖かくはならないでしょうね・・・・

弓槻 006








































庭の梅のつぼみです。だいぶふくらんでいます。あと少し寒さに耐えて
頑張ります。

(14:58)

2011年02月02日

建築家の阿久津さんと豊橋まで行って来ました。奥様の実家に置いて
ある材木を取りに行くのが第一の目的です。阿久津さんはJIA(建築家
の団体です)の見学会の幹事をされています。たまたま、豊橋にあるコル
ゲートパイプ(土木工事に使う鉄の構造材)の建築のバスツアーを企画
されて、その下見にお付き合いしました。

建築 河合健一 石山 009


















川合健二邸です。大きさがわかりにくいんですが幅が8メートルくらいです。
川合さんは天才的なエンジニアで丹下健三の旧都庁舎の空調など、活躍
されていたんですが1966年に1800坪の原野にこの家?を建てて
自給自足の生活をされていたそうです。木立の間から見たときは、なにか
宇宙人の忘れ物を見つけたような感じでした。川合さんはもう亡くなられて
いますが、奥様が90歳を超えてお一人でお住みです。内部も拝見させて
もらいましたがワンルーム?で真ん中にコタツがありました。

建築 河合健一 石山 012


















こちらは裏?側です。
手前にビートルとスバル、反対側にはポルシェとウニモグが土に還ろうと
しています。川合さんの意向だそうです。色即是空ですねえ。


建築 河合健一 石山 005


















表?側です。ハニカムです。

建築 河合健一 石山 002


















左の四角い部分がエントランスです。

建築 河合健一 石山 006


















側面です。砂利で埋めてあります。基礎がないので竣工時には建築と
認められなかったそうです。

建築 河合健一 石山 007


















このなかに人が住んでいるとは・・・

建築 河合健一 石山 014


















錆止め塗料仕上げ?です。
これはインパクトありました。建築とは。考えさせられました。


続いて石山修武さん設計の幻庵です。

建築 河合健一 石山 027








































川合作品にインスパイされた1975年の作品です。別荘だそうです。
こちらは建築になってます。

建築 河合健一 石山 043


















阿久津さんです。


建築 河合健一 石山 051




















建築 河合健一 石山 025








































森の中に建っています。建築 河合健一 石山 019









































建築 河合健一 石山 036


















側面です。

石山修武さんの作品は雑誌などで見たことはあったんですが、やはり現場
で見ると面白いですね。
60年代、70年代は元気な時代でしたね。今の閉塞感、先細り感とは
大違いです。

(09:00)