2011年03月
2011年03月28日
昨日、阪南でのオープンハウスで家具を展示させて
いただきました。
外観です。左側に玄関があります。木造二階建てです。

夜景です。
玄関上がったところの栗のコンソールテーブルです。
一階の子供さん(3歳と0歳)用のスペースです。サクラのテーブルと椅子
を展示しました。

一階、中央に階段があります。下は収納になっています。

二階、階段の上がり口です。

広くて使いやすそうなキッチンです。奥様はお菓子作りがお好きだそうで
す。

胡桃材のダイニングセットです。1900X730のスリムなテーブルに椅子
2脚とベンチです。行儀が悪いですが、お酒のんで御飯食べて、ベンチで
横になるのは気持ちいいですね。そういえば、子供の頃、母親に食べて
すぐ横になると牛になるとよく言われました。


ダイニングチェアです。W450 D500 H730 SH420、移動しやすい
ように、背もたれにハート型の穴をあけてあります。

夕刻のダイニングルームです。ベンチの背もたれの影が綺麗です。

ダイニングルームに続いて3畳の和室があります。障子の向こう側です。

やはり畳の部屋も小さくていいから一部屋は欲しいですね。ごろんと横に
なって昼寝もしたいですから。

小ぶりなベンチです。胡桃材、W1100 D420 H680 オイル仕上げ
です。ちょっと腰掛けたり、なにか飾ったり重宝します。


奥様の作業スペースです。胡桃材の小椅子を置きました。

建坪40坪くらいだそうですが、それ以上の広さを感じさせる
ゆったりとおおらかな空間の家でした。
お施主様、広渡さん、ありがとうございました。
いただきました。
外観です。左側に玄関があります。木造二階建てです。

夜景です。

玄関上がったところの栗のコンソールテーブルです。

一階の子供さん(3歳と0歳)用のスペースです。サクラのテーブルと椅子
を展示しました。

一階、中央に階段があります。下は収納になっています。

二階、階段の上がり口です。

広くて使いやすそうなキッチンです。奥様はお菓子作りがお好きだそうで
す。

胡桃材のダイニングセットです。1900X730のスリムなテーブルに椅子
2脚とベンチです。行儀が悪いですが、お酒のんで御飯食べて、ベンチで
横になるのは気持ちいいですね。そういえば、子供の頃、母親に食べて
すぐ横になると牛になるとよく言われました。


ダイニングチェアです。W450 D500 H730 SH420、移動しやすい
ように、背もたれにハート型の穴をあけてあります。

夕刻のダイニングルームです。ベンチの背もたれの影が綺麗です。

ダイニングルームに続いて3畳の和室があります。障子の向こう側です。

やはり畳の部屋も小さくていいから一部屋は欲しいですね。ごろんと横に
なって昼寝もしたいですから。

小ぶりなベンチです。胡桃材、W1100 D420 H680 オイル仕上げ
です。ちょっと腰掛けたり、なにか飾ったり重宝します。


奥様の作業スペースです。胡桃材の小椅子を置きました。

建坪40坪くらいだそうですが、それ以上の広さを感じさせる
ゆったりとおおらかな空間の家でした。
お施主様、広渡さん、ありがとうございました。
(10:31)
2011年03月24日
2011年03月18日
2011年03月15日
2011年03月14日
栗のコンソールテーブルです。W610 D320 H850です。
三本脚で、壁につけて置くような形です。玄関スペースでお花を
飾ったり、フォトフレームを置いたりするといいでしょうね。

ちなみにオイル仕上げです。栗材は広葉樹としたら中庸の硬さで、導管が
はっきりしています。ケヤキほどではありませんが、男性的な材です。

典型的な栗の板目の木目です。

前脚の接合部です。一応、そり止めにもなっています。

栗は材木市にはよく出ていますが、直径50cmくらいまでの原木が多い
です。それ以上の大径木はあまり見かけません。

後ろからです。
東日本大震災で被災された方に心からお見舞い申し上げます。私も福島
県いわき市の知人と連絡が取れません。心配です。阪神淡路の震災の時
やはり友人、知人が被災しました。普段なら電車で30分の神戸まで4時間
くらいかけて行きました。三宮ででこぼこの歩道から傾いた建物を見あげ
た時の、なんともいえない気持ちを思い出しました。
簡単にがんばってくださいと言うのもはばかられるような状態ですが、
今日より明日、明日より明後日は必ず状況はよくなるはずです。
まず病気されないよう願っております。
三本脚で、壁につけて置くような形です。玄関スペースでお花を
飾ったり、フォトフレームを置いたりするといいでしょうね。

ちなみにオイル仕上げです。栗材は広葉樹としたら中庸の硬さで、導管が
はっきりしています。ケヤキほどではありませんが、男性的な材です。

典型的な栗の板目の木目です。

前脚の接合部です。一応、そり止めにもなっています。

栗は材木市にはよく出ていますが、直径50cmくらいまでの原木が多い
です。それ以上の大径木はあまり見かけません。

後ろからです。
東日本大震災で被災された方に心からお見舞い申し上げます。私も福島
県いわき市の知人と連絡が取れません。心配です。阪神淡路の震災の時
やはり友人、知人が被災しました。普段なら電車で30分の神戸まで4時間
くらいかけて行きました。三宮ででこぼこの歩道から傾いた建物を見あげ
た時の、なんともいえない気持ちを思い出しました。
簡単にがんばってくださいと言うのもはばかられるような状態ですが、
今日より明日、明日より明後日は必ず状況はよくなるはずです。
まず病気されないよう願っております。
(13:34)
2011年03月07日
丸テーブルと椅子です。材はヤマザクラです。

テーブルはW700 D700 H700 椅子はW410 D500 H840です。
作ってから2年くらい経っているのでサクラがやけていい色になってきまし
た。使い込んできれいになるのが木のいいところですね。もちろんメンテナ
ンスは必要ですが。ヤマザクラは緻密で硬さもあります。(ちなみに浮世絵
の版木はヤマザクラです。) ところが刃物切れがよく、逆目もきつくない
ので仕事していて楽しい木ですね。材木市にはよく出ています。ただケヤキ
や栃のような大径木はありません。せいぜい50cmくらいです。60cmあれ
ば太いほうですね。

4本脚です。ウエンジの棚板が付いています。新聞やTVのリモコン置いた
り、便利です。

たまたま、柾のきれいなヤマザクラの板が2枚あったのでそれを天板に
しました。4枚矧ぎです。他の木を使えば大きく出来たんですが木柄が
揃わないので、少し小さいのを承知で作りました。2人でお茶なら余裕
です。食事もなんとか大丈夫です。

ダイニングチェアです。背のスポークは両端が丸、中間が三角断面です。
横から見てS字状にカーブしています。旋盤加工も出来ないので、一本
ずつ帯鋸で切り出して、ベビーサンダーで荒加工してから手鉋で仕上げて
います。時間がかかりますが結局それしか方法がないのです。
ハンス、ウェグナーのYチェアーを作っているビデオでは背の部分を
NC加工(コンピューター制御の切削です。)であっという間に作っていまし
たが、私のような個人工房では不可能ですね。
少量多品種の極致のような仕事なんで仕方ないです。負け惜しみではなく
そのほうが楽しいですしね。笠木に丸い螺鈿を象嵌してあります。
これもいい色になってます。もう少し濃くなると思います。以前はサクラで
玄関の式台を作ったりしていたようですが(特に九州で)もう少ないでしょう
ね。いろいろな木で仕事が出来るのは本当に楽しいです。特にいい材を
使うときはワクワクします。木工家の役得ですね。
今日の音楽
Peter Ilyich Tchaikovsky
Symphony No,5 in E minor, Op,64
Wiener Philharmoniker
Walery Gergiev
これはザルツブルグ音楽祭でのライブですが、素晴らしいですね。
ムラビンスキーの60年録音の4、5、6、番を持ってます。名演ですが
あまり聴きませんでした。チャイコフスキーの音楽は泣き節で抽象化
が進んでいない印象があるんです。しかしこのCDはそんなことは関係ない
という説得力がありますね。それにしてもウィーンフィルは上手い・・
ゲルギエフはやはりロシア物はいいです。
それと録音もいいです。おすすめです。

テーブルはW700 D700 H700 椅子はW410 D500 H840です。
作ってから2年くらい経っているのでサクラがやけていい色になってきまし
た。使い込んできれいになるのが木のいいところですね。もちろんメンテナ
ンスは必要ですが。ヤマザクラは緻密で硬さもあります。(ちなみに浮世絵
の版木はヤマザクラです。) ところが刃物切れがよく、逆目もきつくない
ので仕事していて楽しい木ですね。材木市にはよく出ています。ただケヤキ
や栃のような大径木はありません。せいぜい50cmくらいです。60cmあれ
ば太いほうですね。

4本脚です。ウエンジの棚板が付いています。新聞やTVのリモコン置いた
り、便利です。

たまたま、柾のきれいなヤマザクラの板が2枚あったのでそれを天板に
しました。4枚矧ぎです。他の木を使えば大きく出来たんですが木柄が
揃わないので、少し小さいのを承知で作りました。2人でお茶なら余裕
です。食事もなんとか大丈夫です。

ダイニングチェアです。背のスポークは両端が丸、中間が三角断面です。
横から見てS字状にカーブしています。旋盤加工も出来ないので、一本
ずつ帯鋸で切り出して、ベビーサンダーで荒加工してから手鉋で仕上げて
います。時間がかかりますが結局それしか方法がないのです。
ハンス、ウェグナーのYチェアーを作っているビデオでは背の部分を
NC加工(コンピューター制御の切削です。)であっという間に作っていまし
たが、私のような個人工房では不可能ですね。
少量多品種の極致のような仕事なんで仕方ないです。負け惜しみではなく
そのほうが楽しいですしね。笠木に丸い螺鈿を象嵌してあります。
これもいい色になってます。もう少し濃くなると思います。以前はサクラで
玄関の式台を作ったりしていたようですが(特に九州で)もう少ないでしょう
ね。いろいろな木で仕事が出来るのは本当に楽しいです。特にいい材を
使うときはワクワクします。木工家の役得ですね。
今日の音楽
Peter Ilyich Tchaikovsky
Symphony No,5 in E minor, Op,64
Wiener Philharmoniker
Walery Gergiev
これはザルツブルグ音楽祭でのライブですが、素晴らしいですね。
ムラビンスキーの60年録音の4、5、6、番を持ってます。名演ですが
あまり聴きませんでした。チャイコフスキーの音楽は泣き節で抽象化
が進んでいない印象があるんです。しかしこのCDはそんなことは関係ない
という説得力がありますね。それにしてもウィーンフィルは上手い・・
ゲルギエフはやはりロシア物はいいです。
それと録音もいいです。おすすめです。
(20:30)
2011年03月06日
アームチェアを作りました。

ハイバックの片アームの椅子です。座は栃の一枚板、背、脚、アームは
楢です。W750 D650 H1300です。実はまだ未完成です。拭き漆
仕上げですがまだ一回しか塗ってません。6~7回塗る(拭く)予定です。

拭き漆の一回目は漆とテレピン油を半々に混ぜたもので拭きます。(木地
しめと言います) 最初は漆だけでは粘度が高すぎて非常に塗りにくいん
です。

脚は貫で強固につないであります。丸のヌキホゾで楔とボンドで接着して
います。


アームは楢の柾です。


アームのステーです。

この椅子はある美術館の椅子展に出品する予定です。入館者には自由
に座ってもらえます。名前を考えているんですが、なかなかいい名前を
思いつきません。
拭き漆の進行の画像をアップしていきます。
今日の音楽
Ludwig van Beethoven
Symphony No,9
David Zinman
Tonhalle Orchestra Zurich
ベートーヴェンの第9です。
フルトベングラーのバイロイトライブをよく聴いてました。
すばらしいんですが、モノラルで音質もお世辞にもいいとはいえません。
あと、セル、クリーブランド、イッセルシュッテト、ウィーンフィル、朝比奈
大フィル、チェコフィルのライブ、と持っています。ジンマンのベートーヴ
ェンは早めのテンポでサクサクと進んでいきます。やや薄味ですね。
まあ録音もいいし悪くはないんですが・・・
やはりフルベンのバイロイトライブがいいですね。
第二次大戦後、バイロイト再開を記念した演奏という特殊な状況も
あるんでしょうが感動的です。第九はやはり特別な音楽です。
年末に第九というのはある意味安売りかもしれません。
日本だけの習慣です。もともとはオーケストラの餅代稼ぎで始まった
ようです。私も何回も聴きましたが、一年の終わりに越し方行く末を考え
つつ聴くのはいいかもしれません。朝比奈さんのベートーヴェンチクルスで
7月に聴いたことがありました。その頃はいまほどクラシックを聴きこんで
なかったんで叶うことならもう一度、朝比奈さんの第九を聴きたいですね。

ハイバックの片アームの椅子です。座は栃の一枚板、背、脚、アームは
楢です。W750 D650 H1300です。実はまだ未完成です。拭き漆
仕上げですがまだ一回しか塗ってません。6~7回塗る(拭く)予定です。

拭き漆の一回目は漆とテレピン油を半々に混ぜたもので拭きます。(木地
しめと言います) 最初は漆だけでは粘度が高すぎて非常に塗りにくいん
です。

脚は貫で強固につないであります。丸のヌキホゾで楔とボンドで接着して
います。


アームは楢の柾です。


アームのステーです。

この椅子はある美術館の椅子展に出品する予定です。入館者には自由
に座ってもらえます。名前を考えているんですが、なかなかいい名前を
思いつきません。
拭き漆の進行の画像をアップしていきます。
今日の音楽
Ludwig van Beethoven
Symphony No,9
David Zinman
Tonhalle Orchestra Zurich
ベートーヴェンの第9です。
フルトベングラーのバイロイトライブをよく聴いてました。
すばらしいんですが、モノラルで音質もお世辞にもいいとはいえません。
あと、セル、クリーブランド、イッセルシュッテト、ウィーンフィル、朝比奈
大フィル、チェコフィルのライブ、と持っています。ジンマンのベートーヴ
ェンは早めのテンポでサクサクと進んでいきます。やや薄味ですね。
まあ録音もいいし悪くはないんですが・・・
やはりフルベンのバイロイトライブがいいですね。
第二次大戦後、バイロイト再開を記念した演奏という特殊な状況も
あるんでしょうが感動的です。第九はやはり特別な音楽です。
年末に第九というのはある意味安売りかもしれません。
日本だけの習慣です。もともとはオーケストラの餅代稼ぎで始まった
ようです。私も何回も聴きましたが、一年の終わりに越し方行く末を考え
つつ聴くのはいいかもしれません。朝比奈さんのベートーヴェンチクルスで
7月に聴いたことがありました。その頃はいまほどクラシックを聴きこんで
なかったんで叶うことならもう一度、朝比奈さんの第九を聴きたいですね。
(15:26)