2011年07月

2011年07月25日

以前、試作したダイニングチェアを改良しました。

ダイニングチェア 風景 001

背のアールをきつく、上下に10mm、左右も10mmくらいワイドにしまし
た。あと背のステーの幅を少し細くして下に10mm伸ばしました。座板の
コーナーの面取りを少なくしました。全体に試作よりシャープな感じになった
とおもいます。 

ダイニングチェア 風景 002

背のアールがきつくなって、より体にフィットするようになりました。

ダイニングチェア 風景 003

軽いしなかなかいい椅子が出来ました。

ダイニングチェア 風景 004

実はオーダーは5脚でした。マイ椅子にこだわってほしくて、背のステーに
木片をはりつけています。ウエンジ、マカバ、アサメラ、ケヤキ、カエデと
色の違う木なので区別できるはずです。
座の裏のステーの補強材に私のサインプレートが張ってあります。黒檀
に筆記体でKENと彫刻刀で彫って金泥で(24金)彩色しています。

ダイニングチェア 風景 006

椅子作りは本当に難しいです。特にダイニングチェアは軽くないといけない
し、人が座るための強度も必要です。もちろん、座りやすくて、デザインも
よくないとだめです。私は木の質感や手触りも大事にしたいと思っています
。奥が深いですね。

(00:37)

2011年07月23日

台風が去ってまた暑い夏の日が戻って来ました。
空の蒼に白い雲が映えます。

ダイニングチェア 風景 007

私は夏の暑さはそう苦になりません。まあ、京北という涼しい所に住んで
いるのもありますが。(京都市の中心部とは4~5度は違います。)
夏の真っ盛りに眩し過ぎる光で風景が白く輝くような酷暑も嫌いではないで
す。そんなときに、なにか寂しくなります。すべてのものにはピークがあって
あとは下がっていくだけ。そう思うとものの哀れを感じてしまいます。色即
是空、空即是色ですね。なにかのお経で朝には美少年も夕方にはシャレ
コウベ、うんぬんかんぬんとあります。そのあいだで悪戦苦闘するのが
人間ですね。煩悩とともに生きていかなければなりません。ま、可愛いもん
です。
蝉もこの暑いのに盛大にないています。庭の草に蝉の抜け殻がありました。

ダイニングチェア 風景 011

7年も地中にいて地上にでたらわずか2週間で死んでしまいます。
人間が考えたら理不尽とも思います。でも蝉にしたら、外敵もいなく暑くも
寒くも無い地中でゆっくり成長しているわけです。理にかなってます。
いろいろな生き物がいて面白いですね。
ブルーベリーも大きくなって来ました。熟れたら鳥と競争です。

ダイニングチェア 風景 008

家の前の稲も伸びてきました。今年の出来はどうでしょう?

ダイニングチェア 風景 012


(15:41)

2011年07月18日

ケヤキ材でPARC Audio の5cmウッドコーン用の
エンクロージャーを作りました。

パーク5cm 002

H243 W100 D139、内容積は2,1L、ダクトは22パイで長さは42mm
計算上のFbは101Hzです。バッフルは12mm(ブックマッチで左右対称
の木目にしました。)天地、側板は10mm裏板は9mmです。
意識して板厚を薄くしました。小口径のユニットなのであまり強固なエンク
ロージャーにしないほうがいいんじゃないかなと思いました。
試聴すると響きが豊かな感じです。5cmとは思えない音です。
Parcの5cmウッドはいいユニットだと思います。まずルックスがいいです
ね。スピーカーといえどもまずルックスです。音が出ている時はもちろん
出ていない時もずっとある物ですから。見た目の可愛さと出てくる音の
ギャップが大きいんですね。いい意味で裏切られるんです。ニアフィールド
ならオーケストラでもOKです。

パーク5cm 003

リュートのソロなんかは素晴らしいです。TANGBANGの5cmよりは低域
も出ています。5cmなんてと思っていましたが、このユニットは気に入りま
した。ダブルバスレフやQWT、トランスミッションライン、など挑戦したみた
いです。

パーク5cm 004

完成品 33000円
キャビネットのみ 20000円
税別です。
SOLD OUT
納期 2ヶ月



(17:30)

2011年07月14日

マークオーディオのAlpair6Mを購入しました。8cmにしたら
高価なユニットです。早速、栗の木でバスレフの箱を作りました。

栗  004

H467 W140 D182、バッフル面は22mm、側面、裏面は15mm、天地
面は30mmです。ウェンジの13mmのサブバッフルを付けました。北欧
家具風のデザインです。内容積は約6L、ダクトも栗の削り出しで36パイ
長さ110mm、Fbは60Hzです。ユニットはバッフルとツライチになるよう
フレーム部分を掘りこんでいます。吸音材はグラスウールを適当に入れま
した。仕上げはバトンオイルです。試聴しましたがなかなかワイドレンジで
いいですよ。ネットの評判ではパルプコーンの6Pが高域寄り、6Mが低域
寄りらしいです。確かに低音はよく出ています。マルチにはかないませんが
一般の家庭で普通に聴くならオーケストラでも充分です。室内楽や独奏楽
器ならメインになります。マークオーディオのユニットは初めて使ったんで
すがいいですね。ルックスもいいしAlpir7や6のパルプも欲しくなりました。


栗  002


6Lと大きめにしたので低音がよく出るのかもしれません。4Lくらいの箱と
か共鳴管とかいろいろトライしたいですね。とにかく気に入りました。
8cmでは出色のユニットですね。

栗  005



このエンクロージャーをお作りします。ターミナル、吸音材セット済み

45000円(税別、送料別) 納期1か月

お問合せは下記まで
moonlove10000@gmail.com


 



(00:58)

2011年07月12日

マカバでエンクロージャーを作りました。近頃、マカバの良材は
少なくなりました。外側は白くて芯に近い内側はきれいな赤褐色
です。サクラに近い雰囲気なので家具業界ではカバザクラとも
いいますね。最近ではサクラより稀少です。マカバがなくなってきたので
以前は雑カバなんて十派一からげにされていたカバも値段が
上がっているようです。本当にいいマカバの赤身は色も綺麗だし
適度な硬さで刃物切れもいいし仕事するのが楽しい材です。

マカバ エンクロージャー 001

H252 W120 D149です。バッフル面は18mm、側板、天地は14mm
裏は11mmです。ダクトは24パイ、長さ52mm、Fbは90Hzくらいです。
内部に半円断面の補強材を5本貼り付けてあります。裏板にも補強材
を貼り付けました。ユニットのフレームがバッフルとツライチになるように
ルーターで掘り込んであります。試聴しましたが、制動の効いた低音、精緻
な中高音です。ダクトであまり低域を欲張らなかったのがよかったようです。
ニュートラルな音で上品な音です。共鳴管やスパイラルホーンも作りました
が普通のバスレフが一番聴きやすいですね。それに設置スペースもとりま
せん。

マカバ エンクロージャー 002

バッフルは柾目、あとは板目です。FR88はルックスもいいです。スピーカー
と言えども音の出ていない時はインテリアの一部ですから、ルックスは大事
ですね。工芸品を作るつもりでスピーカーを作っています。貴重な材を使っ
ています。いい物を永く使ってもらえるよう、いつも考えています。

マカバ エンクロージャー 003

8cmの2Lそこそこの箱ですが、厚めのバッフル、補強材の追加で強固
になりました。付帯音の少ないいいスピーカーが出来ました。

マカバ エンクロージャー 004

このスピーカをご希望の方にお分けいたします。
完成品・・・40000円
エンクロージャー・・・26000円
試聴可能です。メールでお問い合わせください。
ただし、送料のご負担はお願いいたします。


(17:38)

2011年07月07日

ゴールデンチークという少し胡散臭い名前の材があります。
実はアサメラというマメ科のアフリカ材です。チークとはまったく
ちがう材なんですが色目と木目が似ているので材木屋か商社
が呼び始めたようです。たしかに似てはいますがチークのような
油分はまったくありません、むしろパサついたような材です。
で、これの14mmでバッフルを作りました。天、地、側、裏は11mm
のアッシュです。北米産のトネリコです。野球のバットに使います。
いつもの582SCで試聴しました。ちなみにH247 W98 D130 
内容積は1,7Lくらい、ダクトのFbは90Hzくらいです。バスレフらしい
かっちりした音でニアフィールドにはよさそうです。

バスレフスピーカー 005

このユニットはコストパフォーマンスが高いです。本当は他のTANGBANG
の8cmも聴き較べたいんですが、ユニット購入の予算配分もあるので・・

バスレフスピーカー 004

たしかにチークに似ています。でもあまり紛らわしいなまえは如何なものか
と。ま、もっとひどいのは将棋盤でカヤの代わりに桂材を新カヤと称して
いたのにはひっくり返りそうになりましたが。商魂たくましいというか・・・

バスレフスピーカー 003

アッシュもほどほどに硬くて粘りもあるいい材です。日本でも北米材をたく
さん使っています。現地の様子はわかりませんが、計画的に自然環境を
保全しながら伐採してほしいものです。我々の世代で切り尽くたりしない
ように。子供や孫の世代から指弾されないためにも。


(13:50)

2011年07月05日

ヤマザクラのラウンドテーブルを納品しました。

ラウンドテーブル 015


W835 D835 H700です。天板は一枚の板から柾板を取って5枚矧ぎで
す。当然ですが色や木目が揃っていい感じです。
脚は4本で貫を十字に入れてウェンジの棚板を付けました。
これも構造材になっています。仕上げはバトンオイル3回塗りです。
クライアントは若い女性でお姉さんと二人暮らしだそうです。
二人で使うなら充分な大きさですね。以前に直径1200mmの丸テーブル
を作りましたが5~6人でも大丈夫でした。丸テーブルのいいのはみんなの
顔を見られることですね。四角いテーブルだとどうしても両サイドに分かれ
てしまいますが、丸だと一体感が出ると思います。

ラウンドテーブル 017

脚は天板の反り止めのための桟に取り付けてあります。

ラウンドテーブル 018

沙羅の樹の前で撮りました。

ラウンドテーブル 011


沙羅は一日花で清楚できれいなんですが夕方には花が落ちてしまいま
す。一説には地面に落ちた花を愛でるそうです。

ラウンドテーブル 007

納品先で写真を撮らせていただきました。

ラウンドテーブル 024

このテーブルに合う椅子を作りたいですね。



(00:22)