2017年07月
2017年07月24日

昨日(23日)、兵庫県立芸術文化センターで佐渡さんのフィガロを観てきました。
ワインマニアの友人夫妻と彼らの大学の同級生のお医者様ご夫妻と一緒でした。
2時開演で、一回休憩があって5時40分くらいに終わりました。
モーツアルトのオペラは随分前にドンジョバンニを見て以来です。今をときめくブリン、ターフェルがマゼットで出ていましたからもう20年以上前になりそうです。
歌手が日本人組と海外組での交互の公演でその日は海外組の千秋楽でした。伯爵は中国人、伯爵夫人は南アフリカ、スザンナはドイツ、フィガロ,ケルビーノはアメリカと国際色豊かな配役でした。歌手の皆さん、まずまずの出来でした。なかでは伯爵夫人のソプラノが良かったです。ケルビーノのサンドラ、ピケス、エディーさんはカルメンのタイトルロールでいいなあと思いましたが、アリア「恋とはどんなものかしら」の出来がイマイチで少しお疲れの様な印象でした。演出、美術はよく言えばオーソドックス、悪くいえば凡庸でした。まあ西宮のお客さんにあまりぶっとんだ演出を見せてもと演出家が思っているんでしょう。
たまには、大胆な読み替えをした演出も見たいものです。友人が所属しているドイツの劇場ではカルメンの新演出でドンホセがサッカー選手、舞台はサッカースタジアムというのがあったそうです。無茶苦茶やと怒っていましたが・・・・
まあ、このオペラ、よく考えれば階級闘争とか深刻なものを孕んでいます。実際、ボーマルシェが原作の戯曲を発表して5年後、フランス革命がおこりますから。2017年に生きる人間としたらあまり難しいことは考えず楽しめばいいんでしょう。お医者様ご夫妻はオペラが初めてとおっしゃっていました。
オペラデビューにフィガロはピッタリで良かったと思います。初めてが指輪なんてのはオペラ嫌いの元ですから
(16:26)
2017年07月21日
2017年07月20日

庭のネムの木が初めて花を付けました。3年程前に勝手に生えてあれよあれよと言う間に大きくなりました。今では樹高4m近くまで育ちました。このネムの後ろに楓があります。こちらは5年程前に植えた樹でうちの庭で一番のお気に入りの樹です。この楓に覆いかぶさるようになってきたのでどうした物かと考えていました。また最近ネットでネムの花を検索すると園芸種以外は花が付くまで10年くらいかかると書いてありました。葉っぱは閉じたり開いたり面白い姿ですが10年は待ってられんなあと思っていたある日てっぺんのほうに何やら紅色の様な物が見えました。なんと花が咲いていました。伐らないと仕方がないかなあと考え出したのが解ったのか、慌てて花が咲いたようで可笑しくなりました。植物は人の心が解るのかなあ。ま、これで伐るのは無くなりました。

ネムの花は南国的なイメージで好きですねえ。南方の楽園の感じです。

夜になると葉が閉じるので眠りの木と言われたのが名前の由来だそうです。

これからは7月の楽しみが一つ増えました。
(01:13)