2019年05月
2019年05月31日


床の間の板を作っています。幅280cm 奥行き80cmの大きな板です。椨(タブ)材です。日本の広葉樹です。クスに少し似ていますが匂いは余りしません。この大きさで一枚板だと材が相当に高価になります。予算の関係で仕事が回ってきました。これだけの長さになると平面をだすのも大変です。画像は部材の捻じれや反りをとって厚みを揃えた状態です。これからドミノと接着剤で矧ぎます。


長円の穴にドミノチップを差し込んで接着していきます。

これがチップです。ブナの圧縮材です。ボンドの水分で膨張して強固に繋ぎます。これは50mmx24mmx8mmのチップです。他にもいろんなサイズがあって使い分け出来ます。これのいい所は矧いだ板同士に段が出来ない事です。木工用語で目地が揃うとか言います。

ドミノの穴を開ける機械です。ドイツ製です。部品の工作精度が高くしっかりした造りです。どこぞの電動工具メーカー(例えばOキタ)などとは比べ物になりません。その分高価ですが便利さと耐久性を考えたら納得です。
(15:37)
2019年05月30日
2019年05月29日
2019年05月28日
夜半から雨になったようです。今日は一日降りそうです。雨もたまにはいいものです。心が落ち着くというか静かに過ごせそうです。お昼過ぎに所用で周山まで行きました。(雨なので車です)帰りに魚ヶ淵を通ると枝垂れ桜の新緑が盛大に茂っていました。


樹勢盛んです。


上桂川です。画面中央を横切っている黄色い糸が見えるでしょうか?稚鮎の放流を控えて鵜の食害防止に30m間隔位で川を横断するように張ってあります。こんなもので大丈夫なんでしょうか?私は釣りはしないのでよくわかりません。家から川まで2~3分で降りられるので鮎師には天国のようなロケーションなんですが・・・私なら2~3分でスキー場があれば最高です。スキー好きの知人が東京から長野県に移住してあまり行かなくなったと言っていたのを思い出しました。案外そんなものかもしれません。
(15:11)
2019年05月27日
2019年05月25日

ヤマザクラでALPAIR10MAOP のエンクロージャーをお作りしました。W216~158 D270 H438
です。上から見て台形になっています。側板間の定在波が起きないためです。板厚は19mmです。内容積は13,8Lです。バスレフダクトは50パイ、チューニング周波数は45HZです。ユニットの取り付けは鬼目ナットです。

ヤマザクラは広葉樹のなかでは硬さは中庸から少し硬いほうです。粘りもあり逆目もそうきつくなく、刃物切れもいいので仕事のしやすい材です。私も好きな材です。ただケヤキや栃ほどの大木にならないのであまり広い材は取れません。マックスで50~60㎝位です。このエンクロージャーの材は原木で買った材です。けっこういい材が取れたので重宝しました。残念ながらもうあまり残っていません。また今年の冬に原木を仕入れるつもりです。

台形にするのは直方体よりは少し手間ですが、慣れれば何てこともありません。見た目もいいし定在波防止にもなります。


手持ちのMAOPを付けて少し試聴しました。リサ、バティアシュビリのVISIONS OF PROKOFIEVを聴きました。さいきんは昨年のステレオ誌のおまけの8cmのバスレフを聴いていたので10MAOPはさすがに低域が豊かです。冒頭のグランカッサも迫力があります。(大きなマルチにはかないませんが‥)ヴァイオリンコンチェルトもヴァイオリンの響きが豊かで聴きごたえがあります。アンプはラックスマンの真空管アンプキットです。わずか3Wですが全然問題ありません。

バナナプラグ対応のターミナルをお付けしました。ご依頼主は音楽関係のお仕事をされていてスタジオモニターとしてお使いになるそうです。いわば音響のプロの方なのでどのような評価を頂けるのか楽しみでもあり怖さもあります。
このエンクロージャーをお作り致します。
lovemoon10001@yahoo.co.jpまでお問合せ下さい。お見積りいたします。
(17:30)
2019年05月24日
2019年05月20日

上の画像、ワルキューレの面々です。左から二人目がブリュンヒルデです。という訳で今回はMETのライブヴューイング のお話です。METはアメリカはニューヨークのメトロポリタン歌劇場の略です。ライブヴューイングはオペラの公演を映像化したものです。以前からあるのは知っていたんですが今回は私の好きなワーグナーのワルキューレという事で観に行きました。
早い話がオペラ公演をそのまま映画化したものです。随分と前にドミンゴとリッチャレリのオテロの映画版を見ました。こちらは公演の映像化では無く本当の映画仕立てでなかなかよく出来ていました。冒頭の嵐のシーンなど今でも覚えています。映画版ではライモンディ―のドン、ジョバンニも見ました。こちらもよかったです。オペラ公演の映像はDVDや衛星放送では見たことがありましたが、映画館の大画面で観るのはやはりいいですね。音はいささか人工的ですが仕方ないですね。さて肝心の内容ですが第一幕のジークリンデ、ジークムントどちらもなかなかいいなと思いました。ジークリンデのソプラノはルックスも薄幸の女性っぽくて役にあっていました。ジークムントのテノールは声はいいんですがビヤ樽のような立派なお体でちょっと見た目が・・・春風が吹いて云云かんぬんのアリアもよかったです。それにしても双子の男女が高らかに愛だの結婚だのと歌い上げるのはええんかなあといつも思ってしまいます。で、第二幕、第三幕と続きます。ブリュンヒルデもヴォータンも歌もそこそこでで楽しめました。METのライブヴューイングは初めて観たんですがいいなと思いました。出演者の表情までよく分って劇場とはまた別の物ですね。音響面は善かれ悪しかれ映画です。やはりデジタルっぽいです。
座席も快適でした。これからはいい演目を選んで足を運びたいと思います。
(17:16)
2019年05月19日
2019年05月18日

周山の街外れです。流れているのは上桂川です。見えている橋を通って来ました。伝承によると周山という名前は明智光秀が山城を築いて周山城と名付けたからだそうです。中国の周の武王にちなんでいるとかで立派な名前です。私は周山という名前はなかなかいい名前だと思っています。来年の大河ドラマは明智光秀なんですが周山も何かそれにちなんだイヴェントでもするんでしょうか?それはさておき周山はかっては商店街もあって相当に賑やかだったようです。地場産業の林業も栄えていました。今でも銀行、郵便局、スーパーマーケット、農協、右京警察の支所、区役所の出張所、道の駅、ガソリンスタンド、コンビニ、JRバスの終点と京北地区の中心です。京北は平成の大合併で右京区になったんですがそれ以後高齢化と林業の不振で人口は減少しています。最近役所もようやく移住促進とか言い出しました。遅きに失した感もありますが何もしないよりはましでしょう。

魚ヶ淵のつり橋が見えています。画面奥から川沿いの道を走ってきました。一か月後には鮎師の姿も見られるでしょう。

道路の上で撮影しました。車の通らない道路は変な感じです。カメラを構えてもつい後ろを振り返ってしまいました。結局小一時間かけて工房に着きました。家の辺りが標高220m程、栗尾峠が421mです。標高差200mを登って降りた勘定です。工房からの帰りはほぼ下りで10分かからず帰りました。ただ途中のダウンヒルが急勾配すぎて爽快というより怖かったです。本当は今日も走りたかったんですが小雨模様で諦めました。またお天気のいい日に走ります。
(15:38)

昨日は絶好の自転車日和でした。昼から工房まで自転車で行きました。魚ヶ淵を通って桂川沿いに周山までたどり着きました。ここまではほぼ平坦な道です。車も通っていません。少しだけ国道162号線を通ります。京北、美山と京都市中心部を結ぶ幹線道路なので結構車も通ります。大きくよけて追い越してくれるドライバーもいれば すぐ横を追い越す人もいます。こんなところにも人柄が出ます。京北トンネルの脇からいよいよ栗尾峠の始まりです。ギアを一番軽くしてゆっくり登りました。トンネル開通までは162号線の難所でした。(特に冬は)

今は車は通行禁止です。自転車と人専用です。車と一緒に走らなくていいのは嬉しいですね。

途中の展望台から見た周山の街並みです。 続く
(01:01)
2019年05月16日
2019年05月15日
2019年05月13日
2019年05月12日
2019年05月11日
2019年05月10日

庭の皐月が満開です。この色けばけばしくてあまり好きでは無いです。前からある木なので仕方ありません。それにしてもいい天気です。これから梅雨入りまでが一年でも一番気持ちのいい時期でしょう。ところが仕事が立て込んでいてどこにも遊びにいけそうにありません。今週末(もう明日ですね。)には友人達が自転車での びわ湖一周(通称びわいち)に行きます。私も誘われていたんですが来週納品の仕事があって断念しました。残念です。

この時期が天気も安定して風も吹かず自転車には最適らしいです。とりあえず家の周りをあちこち走って練習します。秋には昨年行き損ねたしまなみ海道に再チャレンジという話しもあるので・・
(08:53)