2016年05月19日


先週、滋賀県の朽木村(今は高島市朽木です。)に大栃を見にいきました。
例によって朽木も高齢化で栃の実を取らなくなったそうです。そこに材木業者がトチノキを売らないかと
持ちかけてきたそうです。実も取らないしまあいいかと一本5万円で売ることになったそうです。実際、60本くらいは伐採されたそうです。太さ1mほどの栃ですから岐阜の銘木市場あたりでは結構な金額で売れたと思います。さすがに地元の人で県庁の自然保護課のひとが中心になって伐採を止めたそうです。30本分の契約を破棄するのに和解金を1000万円はらったそうです。和解金は寄付を募ってすぐ集まったそうです。30x5万円ではなくそこから得られる利益を補償しろというのが業者の主張だったらしいです。伐採した栃も高く売れる部分をヘリで搬出してあとは山にほったらかしだったそうだから程度の悪い業者です。

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幹回り6,5m(直径2mくらい)枝下で4mくらいある堂々たる大栃です。樹齢400年ほどらしいです。かって材木市で幅1mを超えるような栃の板を何枚も買った身としては言いにくいんですがあえてもう切るなと言いたいです。あまりにも多くの大樹が切られてきました。きちんと管理して更新可能な範囲で活用すべきでしょう。
そして樹の寿命に見合った価値のあるモノを作らないといけません。(価格の話ではありません)

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木工に携わる人は一度は見てもらいたい樹ですね。



(19:12)

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