2016年07月21日


DSC_0068

Alpair10を13L.,ほどのバスレフに仕立てました。
材はアルダー(北米材です。日本のハンノキですね。)です。サクラ色のきれいな材です。
H435 W205 D240 mmです。板厚は18mmです。内容積は13,75Lです。バスレフダクトは50パイで長さは66mmです。アルダー材の削り出しです。Fbは66Hzくらいです。オイル仕上げです。

いろいろとCDを聴きました。まずコンセルトヘボーとシャイーのワーグナー管弦楽曲集です。弦の響きが美しいです。お次はシカゴとショルティーのツァラツゥストラはかく語りきです。低域チェックに必ず聴きます。冒頭のティンパニの強打もパイプオルガンの残響のような響きもよく聞こえます。お次はパバロッティーのマンマです。サ行の強調もなくいい音です。テバルディー、デルモナコのアリア集も聴きました。ソプラノで少しサ行が気になる部分もありますがまあ我慢できる範囲です。お次はピアノです。イリーナ、メジューエワさん(今年は一緒にお花見しました。ちょっと自慢です。身の程もわきまえず音楽談義などと大それたことをしてしまいました。汗顔の至りです。) このスピーカー13cmのフルレンジにしたら驚くほど低域も豊かですがやはりフロアタイプの2WAYや3WAYに較べればそれなりです。ピアノなどソロや小編成の室内楽などで本領を発揮するようです。残響や倍音の表現も秀逸です。

DSC_0064

以前作った9,5Lのバスレフより低域が豊かです。ダクトのチューニングも9,5L版では54Hzと少し下を狙ったんですが、この13L版の65Hzのほうが量感があります。むやみやたらにFbをさげないほうがいいのかもしれませんね。20Lくらいのエンクロージャーが合いそうです。ただエンクロージャーは世の奥様方の目の敵なのでむやみに大きいと家庭内平和に差支えるかもしれません。

DSC_0082

結論としてAlpair10、改めていいドライヴァーですね。感心しました。
Alpair10だけでなく7シリーズも6シリーズも同じですがエージングは相当時間をかけないといけません。いきなりの大入力は禁物のようです。それとフレームが樹脂製で案外弱いので取り付ける際は気を付けてください。私はインパクトで無造作に締めてフレームにワレを入れてしまいました。

価格 50000円(税込み、別途送料をご負担ください。) 
 
お問い合わせは下記までメールでお願いいたします。

moonlove10000@gmail.com



(19:39)

コメントする

名前
 
  絵文字