2016年07月23日


44-1

最近、茶道の本を読んでいてたまたま三夕を知りました。新古今和歌集の中の夕暮れを詠んだ有名な三首を指す言葉です。西行さん、寂連さん、藤原定家さんの三首です。
中でも私が一番好きなのは定家さんの みわたせば 花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮れ
です。 なんというか人間の無常感を実に見事に表現しているなあと思います。
百人一首なんて落語でしか知らなかったんですが(崇徳院の瀬をはやみ岩にせかるる・・・か 業平のちはやぶる神代も・・・)なかなか深いなあと遅ればせながら再認識しました。

(17:51)

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この記事へのコメント

1. Posted by 松矢 紳嗣   2016年07月24日 16:35
はじめまして。
ブログ時々拝見しております。
当方素人ですが、いろいろ物を作るのが好きで、仕事の合間をぬって今まで鉄道模型レイアウト、原石から削りだしての硯、そしていま、将棋駒作りに挑戦しています。
また、木の素材としての魅力を感じるので、プロの方が製作されているものを、生で感じたいとおもっています。
機会があれば一度京北町訪ねたいと思います。

長岡京市 

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