2016年09月07日


無題

マリアカラスのオペラアリア集を知人からいただきました。このアルバム、リマスターが上手で古い録音ですが結構聴きやすい音で楽しめました。それにしてもカラスはやっぱりすごいなあと思いますね。すごい美声では無いんですがとにかくドラマチックです。思うに1950年代は二次大戦が終わって10年そこそこです。現代に較べれば、人の生き死にが身近に存在した体験が当たり前の時代です。実際カラスもアメリカ生まれですが母に連れられてギリシャに帰ってドイツ軍の占領やその後の内戦を経験しています。
音はいまいちでも50年代、60年代のオペラ録音がいまでも一定の人気があるのはそんなリアリティーと平和になって音楽を自由にできる喜びのようなものを感じられるからだと思いますね。
このアルバムでのベストはトスカの「歌に生き恋に生き」です。53年スカラ座オケ、サーバタ指揮です。後年のプレートルとのステレオ録音より声が若くて素晴らしいです。しばらくは愛聴盤になりそうです。

(10:30)

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