2016年10月17日


無題

京都市立美術館の命名権を京セラが買いました。50年間で50億だそうです。学生の頃、毎年2月の寒い時期に制作展でお世話になったし、時にはデートにも行った美術館なので複雑な心境です。なんでも改修に100億円以上かかるそうで財政難の京都市としたら背に腹は代えられないということなんでしょう。京都市民としたら拙速な決め方だなあと思います。私企業の所有物の命名権(たとえば大阪ドーム >京セラドーム)ならまだ許せます。しかし、京都市立美術館という名前はすでに市の物では無く公共財のようなものです。たしかに京セラは地元の企業だし。なかばメセナのつもりかもしれませんが、広告と考えればペイするという計算もあるでしょう。年間の純利益が300億以上ある大企業なんだから、匿名で年に1億出せば稲盛さんも陰徳を積めたのに。京都市も美術館改修費に特化した市債でも発行して、広く京都ゆかりの企業、団体、個人に買ってもらうとかクラウドファンディングするとかやりようはいくらでもあったと思います。市は東京オリンピックに合わせて開館したくて焦っているようですが、東京のおこぼれにあずかろうなんてケチくさい考えが情けないですね。文化庁の京都移転もあんなに熱心に誘致してかっこ悪い。来たければ来たらでいいのに。                                        


(14:42)

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