2018年02月20日

もう先週ですが京響の定期に行って来ました。出し物はベートーヴェンのピアノコンチェルト3番、シベリウスの2番です。ベートーヴェンのピアノコンチェルトは5番が超有名ですね。私もピアノコンチェルトのなかではチャイコフスキーの1番とどちらも大好きです。4番もいいですね。グルダとウィーンフィルの全集をひと頃よく聴きました。シベリウスの2番はバーンスタインとウィーンフィルのCDをこれもよく聴きました。難しいことは判りませんが独墺系の作曲家と語法が違うというか独特の雰囲気が感じられます。芸術に地域性を強調するのはあまり好きでは無いけれど北欧の風土の様な物を感じるのは確かです。で、演奏ですが、ピアノコンチェルトの独奏者兼指揮者がフィンランドの人でオリ、ムストネンという50歳そこそこの人でした。この人、作曲家でもあるので、ピアノコンチェルトの前に自作の小品を指揮してコンサートがはじまりました。この自作は初めて聴いて、申し訳ないけどあまりよく覚えていません。調性もあるしまだ聴きやすい作品でした。ピアノコンチェルトは弾き振りでした。この人、指揮ぶりが随分とオーバーアクションで見ていていささかせわしない印象でした。コンチェルトの場合、指揮者と独奏者の考え方が完全に一致するとは思えないので表現者としたら弾き振りが理想かもしれません。ただ、異なる考えが衝突して名演が生まれる事もあるのでどちらがいいかは何とも言えません。


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長身痩躯、なかなかの男前です。67年生まれらしいんでまだ52歳、指揮者としたら駆け出しですね。ピアノコンチェルトはピアノも上手だし(当たり前ですね)指揮ぶりもよかったです。ただ、独奏が終わると立ち上がって空手の型まがいのアクションで聴いていて(見ていて)疲れました。シベリウスの2番も同様の指揮ぶりで、絶対、頚椎を痛めそうで他人事ながら心配になります。肝心の演奏ですが金管部隊ががんばってました。3楽章から4楽章、フィナーレにかけてけっこう盛り上がって楽しめました。ベルグルンドの振った交響曲全集を持っているので1番から改めて聴いてみます。
空席が少しあったのが気になりました。聴衆の高齢化も毎度のことです。若い人向けには思い切ったディスカウントをするとか考えるべきです。

(16:30)

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