2019年02月18日


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 先週の金曜日に京響定期を聴きました。ラフマニノフのピアノコンチェルト2番と交響曲3番です。
コンチェルトの2番は人気のある曲ですね。ただ、私はあまり興味が無くCDも持っていません。ソリストは小山実稚恵さんです。指揮は秋山和慶さんです。素晴らしい演奏でしたが、コンチェルトは私には甘ったる過ぎました。交響曲3番のほうが面白く聴けました。コンチェルトはロマン派ど真ん中の感じですがシンフォニーはリズムを強調した部分もあって少しモダンな印象で面白く聴けました。コンチェルトは1900~1901年、シンフォニー3番は1936年頃と35年間の時間的隔たりがあります。ラフマニノフ自身もロシア革命の混乱を逃れてヨーロッパからアメリカに渡ります。結局、生涯ロシアには帰れませんでした。20世紀の初めは激動の時代です。ロシア革命、第一次世界大戦、アメリカの大恐慌、日本の大陸進出、ヒトラーの台頭と次から次へと起こります。ラフマニノフも時代に翻弄された人です。アメリカではコンサートピアニストとして随分成功したようです。そのせいか多忙で殆ど作曲活動は行っていません。ロシアで平穏に暮らせたら、もしかして傑作を残してくれたかもしれません。結局アメリカのビバリーヒルズで病死します。もう少し前ロマン派、全盛の頃に生まれていたら良かった人のように思います。そうは言っても人間、生まれる時代も場所も選べませんから・・・
ま、運命ですね。
 

(12:25)

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