2019年11月30日




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 ようやく103Aのエンクロージャーを作りました。材はアルダーです。北米材です。硬さは中庸で、導管の目立たない大人しい上品な印象です。思うにエンクロージャーには余り硬い材は向いていないようです。栗、ブラックウォールナット、ヤマザクラ、アルダーなどがいいようです。




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W169 H407 D183 板厚は18mmです。内容積は7,25Lです。ダクトの部材やユニット、吸音材などの分を引いて7Lほどです。バスレフダクトは40パイで長さ63mmです。無垢材の削り出しです。Fbは75Hzです。吸音材は梳毛フェルトを側面、天地面、背面に張っています。ダークウォールナットのワトコオイルを2回塗っています。フロントバッフルの木目が揃うように木取りしました。ルックスもいいです。




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ターミナルはブラックウォールナット材に取り付けています。
早速、手近にあったラザレフ指揮、新日本フィルのショスタコーヴィッチの7番を聴きました。第一楽章の第二主題(戦争のテーマです。コマーシャルに使われてイメージが悪いです。)の木管のソロがきれいです。一楽章終盤に向かっての進軍を思わせる部分のグランカッサやゴングも迫力があります。10cmのフルレンジ一発にしたらこれ以上は望めません。各楽器の音色もよく聴きとれます。まあ値段だけの事はあります。103ーSolの中低域にかけての線の細さが解消されています。10cmクラスの最強ユニット決定です。値段も最強ですが・・・




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いいユニットですね。もう少しお安ければ1ペア買い増したいくらいです。2発使いなんてのもよさそうですが、それなら2WAY作れよという話しです。一発でバスレフ、それが王道ですね。


このエンクロージャーをお譲りいたします。(ユニットは付属いたしません)


48000円(消費税、送料は別途いただきます。)です。
お問い合わせは下記まで

lovemoon10001@yahoo.co.jp


(15:51)

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