2020年09月11日

昨夕の西の空です。

きれいです。
夕焼けの 雲の中にも 仏陀あり 高浜虚子
西方浄土から阿弥陀さんが来られるイメージでしょうか?そこまででは無くても美しい景色に神や仏を感じるのは自然かもしれません。

つばくらめ 空飛びわれは 水泳ぐ 一つ夕焼けの 色に染まりて
馬場あき子
作者は女流歌人です。戦後間もない頃、中学校の教師の頃の歌だそうです。戦争から解放された気分と若い女性の屈託の無さが良く表されています。のびのびと気持ちも体も開放されるように思います。
俳句も短歌も面白いですね。作れればもっと楽しいんでしょうが、これが難しい。たまに作っても平凡でどこかで見た事があるような物しか出来ません。いっそ山頭火風の自由律俳句がいいかもしれません。
(14:43)