2020年10月15日






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 ステレオ誌の今年の付録スピーカーと昨年版とを聴き比べました。6cmと8cmなのでクラスが違うので比較してどうよとも思いますが、暇つぶしにどうぞ・・・





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今年の6cm、何か違和感があったんですが、昨年版と見比べて今気が付きました。フレームの形が違います。今までのマークオーディオのユニットはすべて丸型でした。今年板は四角の変形です。小型のエンクロージャーに取り付ける時には左右の幅が狭くなります。小型化を強調したかったんでしょうか?普通に考えれば8cm、8cmときたら次は10cmかなと思っていましたが、6cmと聞いて何やとは思いました。このユニット、6cmと謳っていますが実質は7cmです。振動板面積も24cm2,28cm2とそこまで差がありません。振動板の素材はアルミマグネシウム合金です。発表されていませんが多分同じ素材でしょう。最低共振周波数は4が97,5Hzと驚異的に低いです。519は106,3Hzです。ちなみに一昨年のMF-5は124,5Hzです。元々マークオーディオのユニットは口径の割りにはFsが低いです。Xmax( one way)が4mmと大きいので低音が出やすいんでしょう。519は3,5mmとこちらも結構大きいです。





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今回の比較ですがエンクロージャーの容積がかなり違います。MF-4(以下、4と表記します)は2Lほど、MF-519は5Lほどです。一般的には低音再生にはハコが大きい方が有利です。小さい4にはハンディが大きいですね。更にエージングも進んでいないので不利です。そういう訳であくまでも参考です。

   続く

(09:15)

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