2020年12月09日





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 今朝も霧が出ました。




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 依頼していた漆が届きました。荷物の中に粗品のタオルと暦(古いですが、カレンダーと言うより暦と呼ぶほうが気分が出ます。)が同封されていました。そういえば私の実家も酒屋をしていたので盆暮れには粗品のタオルをお得意さんに渡していましたね。年末には暦も渡していました。実家に居る頃はたまには配達に行ったり店番したりしましたね。嫌々でしたが・・大学に行き出してからは年末くらいしか手伝わなくなりましたが、これが忙しくて大変でした。そのころは三が日に空いている店なんてありませんから皆さんお酒やビールを買い込む訳です。ちょっと早めに注文してくれたらいいんですがやっぱりギリギリに電話してこられるお客さんが多くて30,31日は戦争状態でした。大晦日は除夜の鐘が鳴る頃にやっと店を閉めていました。三が日は店も開いていないし通っている人も車も少なかったように思います。見慣れた景色が昨日とは違っているような気になりました。今や、元旦からお店が空いているので正月気分も余り感じません。年々、季節感が無くなっています。





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生漆です。学生の頃は圧縮した紙製の桶入りでした。渋紙で蓋をして竹を割ったもので止めていました。その後チューブ入りも出来ました。ここ数年樹脂製のパックが出来ました。これが使いやすくて便利です。指でもみもみすると漆が混ざって具合がいいです。密封性もいいです。いずれ桶もチューブも使われなくなるでしょうね、もっと先には工業的に漆が合成されるかもしれません。一体、百年後には木工も漆芸もどうなっていることやら想像も出来ません。3Dプリンターで木地を作って百パーセント合成の漆で仕上げた家具なんてのも出来るかもしれません。





(14:36)

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