ベンチ

2017年04月02日


 京都の保育園のベンチをお作りしました。こちらは玄関に設置しています。

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W2300 D360 H250です。材はホワイトアッシュです。北米材です。日本のトネリコやアオダモとよく似た材です。
アッシュのほうが木目が粗いです。野球のバットにも使う硬くて粘りのある材です。日本の広葉樹の枯渇につれて入ってきた北米材ですね。

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座板は2枚矧ぎです。オイル仕上げです。工事中に職人さん達が並んで座っていたと聞かされて子供達なら可愛いけどおっちゃん達ではなあと苦笑しました。今は子供達が座っているでしょう。


(09:57)

2017年03月27日



 この4月に開園する西京区の保育園のベンチ数点をお作りしました。
最初は2階のコーナーに設置したベンチです。

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材はミズメザクラです。と言ってもサクラの仲間ではありません。カバノキ科カバノキ属です。サクラはバラ科サクラ属です。名前の由来は樹皮を傷つけると水のような樹液が出るかららしいです。以前に何本か原木を買いましたが樹皮をはがすとサロメチール臭がしました。ヨグソミネバリという変わった呼び名もあります。石川県の山中あたりの木地師はハンサと言います。魚と一緒で地域によって呼び名も変わるようです。(例えば、近畿ではコナラをホウソと呼びます。)硬くて重い材です。比重は0,7くらいです。上の画像の背もたれを見てもらうとよく解ると思いますが、中心部が赤っぽい色で外側に白い部分があります。これはカバノキ科の特徴です。銘木屋や家具屋は芯に近い赤い部分が多い材を赤身が張ってるとか言って有難がります。最近は広葉樹の良材はどの樹種に限らず枯渇しています。赤身がどうとか言っていられない時代になってきました。広葉樹を植林するとか計画的に持続可能な伐採をするとか一切頓着せず伐り続けた報いです。世界に冠たる良質な日本産広葉樹の見る影もありません。今では、情けない事に北米材やら世界中の広葉樹で仕事をしている有様です。100年後の木工家(もし木工がまだ続いていたらですが・・・)にはずいぶんと恨まれる事でしょう。

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W1900 D700 H750 SH250 板厚45mmです。材の形を生かしています。この保育園を設計された間工作者さんではウサギさんベンチと呼んでいます。制作中は子供たちが並んで座ったら可愛いだろうなとか、座の上で寝転ぶ子供もいるだろうなとか想像して楽しくなりました。未来のある子どもが使うものを作るのは夢があります。



(16:39)

2012年09月27日

昨日、クルミ材のベンチを岡山に発送しました。

クルミ ベンチ 002

家づくりフォーラムの会場に展示していたんですが、奈良観光に来られて
いた岡山の方に買っていただきました。すごく気に入られて、即決でした。
御姉妹共同で買われました。お姉さんが三分の二、妹さんが三分の一の
割合だそうです。

クルミ ベンチ 014

クルミ材でW1000 D420 H650 です。クルミは広葉樹の中ではやや軟ら
い材です。仕事はしやすいですね。優しい雰囲気です。

クルミ ベンチ 012


クルミ ベンチ 010


脚は座板を貫通させた円ホゾです。ボンドと楔で強固に接合しています。

クルミ ベンチ 009


クルミ ベンチ 016


玄関に置かれるそうです。一度、拝見にお伺いしたいです。



(01:45)