CDプレーヤー
2020年02月03日
2020年02月02日

DA-150のケースをお作りしています。ブラックウォールナット材です。厚さ15mmあるのでしっかりしたケースが出来そうです。接合部にはビスケットを入れて二液混合の接着剤で組み上げます
。ビスケットは別の記事で解説します。四隅が直角になるように注意しないといけません。スコヤという道具を使います。スコヤという呼び名は、多分英語のスクエアが訛ったんだと思います。Fクランプでしっかりと圧着中です。

これで冬場は一日、夏場でも最低半日は放置します。DA-150は真空管アンプとペアになるA4サイズのCDプレーヤーです。オーディオ全盛の頃のでかい、重いでは無いA4サイズのコンパクトなプレーヤーです。技術は日進月歩です。ドンドン、高音質コンパクトになるんでしょうね。趣味の物なので色々あっていいと思います。性能が悪くても俺はこれが好きなんだというのもアリだと思います。人間、合理的に判断するばかりでは人生面白くありません。ま、程度問題ですが・・・
(16:12)
2020年02月01日
ラックスマンのCDプレイヤー、DA-150のケースをお作りしています。

木取りが出来ました。必要な大きさより少し大き目にカットして両面にプレーナーをかけた状態です。 板厚は15mmです。材はブラックウォールナットです。ツキ板用の一番いいグレードの柾目です。ツキ板と言うのは0,3mmにスライスした材です。ラワンべニアに張り付けて使います。量産の家具や内装はたいがい突板です。突板屋さんは貴重な木材資源の有効利用なんて言いますが、角を当てたりするとすぐ下のべニアが出てきます。そうなると無垢材のように補修出来ないので結局は廃棄されます。はっきり言って有効利用なんて詭弁です。ところが悲しいかな原木市場では突板屋が一番の高値を付けます。考えれば当たり前の話しです。厚さ3cmの板から100枚取れるんですから・・・かないっこありません。帯鋸で製材するのではなく、材を蒸して柔らかくしてスライスするので無駄がありません。なんか変やなあと思いますが、それが現実です。さて、実際の作業ではこの状態からキッチリとした寸法にカットして組み立てていきます。順次、アップします。
(09:00)