木工旋盤
2020年10月09日

バイトと言えばアルバイトです。(そういえばバイト君とかいう漫画もありました。)こちらは木工旋盤の道具です。長さ40cm位です。木製の柄を右手(右利きの場合です)で持って、金属の刃を材に当てて削っていきます。バイトは日本でしか通用しない言い方です。語源はオランダ語かドイツ語か諸説あるようです。まあミシンとかと一緒です。メリケン粉とかもそうですね。私の母親は使っていましたね。脱線しました。

取りあえず基本的な8本セットを買いました。今はどうか知りませんが、かっての日本の轆轤職人は刃物も自分で鍛造していたようです。先端がJの字のように曲がった刃物で削ります。鉤バイトと呼びます。学生の頃木曽の木地屋さんで使わせて貰いましたが材に食い込んでいく感じで難しいなあと思いました。このセットは刃の部分がハイス製です。ハイスピードスチールの略で普通の鋼より硬くて減りにくいです。硬さ故に研ぎにくいです。最近はダイヤモンド砥石(工業用ダイヤモンドの粒子を鉄製の板の上に付けてあります)で研げるようになりました。

よく使う2本です。木工旋盤での仕事は見ている間に形が変わるので面白いです。ボツボツ腕を上げて色々なモノにチャレンジしていきます。
(09:10)
2020年09月17日

木工旋盤を導入しました。材料を旋回させて刃物を当てて形を削り出します。随分と古くからある技法です。日本では平安時代頃からお椀やお盆、こけしなどあちこちの産地で作られてきました。石川県の山中温泉などが有名な産地です。日本では轆轤(ろくろ)と呼ばれてきました。この機械はアメリカのRAGUNAと言うメーカーのモノです。プロ用ではありません。小径の丸棒(椅子の背や貫のスピンドル、脚など)、小振りのボウルなどの器を作るつもりなのでこれぐらいの機械でいいかなと判断しました。本体は11万弱でした。チャックや色々なパーツが結構高くて本体以上にかかりました。

LAGUNA REVO 1216と言う型番です。当たり前のようにメードインチャイナです。バイト(刃物)がまだ到着しないので実際に使っていません。モーターを回した印象は静かでいい感じでした。

この部分に材を挟んで回転させます。

電源スイッチです。緑のボタンを押すと起動します。回転数はデジタルの回転計の下にあるシルバーのダイヤルを回して調整します。まだ使っていないので何とも言えませんが第一印象は悪く無いですね。早く使いたいですね。
(16:30)