小物

2019年12月08日




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 茶托をお作りしました。ケヤキ材です。W150 D110 H11mmです。上の画像は拭き漆1回目です。後3回拭きます。



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一回拭いた後に600番のペーパーで研ぎます。こちらは研いだ後です。凹の部分(湯呑を置く円型の部分です。)凹の部分のへりと立ち上がりが研ぎにくいです。私は大型の消しゴムにペーパーを巻いて磨きます。)他の面は小さなサンダーが使えるので楽です。




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長年愛用しているサンダーです。これは二代目です。研磨性能はいいんですが、音がうるさいです。軽くて使いやすいのは美点ですね。




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二十枚お作りしました。年配の女性の方のオーダーです。自分が亡くなったら息子と娘に十枚づつのこすそうです。お元気そうなので当分はお使いになって下さい。     」

(14:02)

2019年10月24日

 


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 ケヤキ材の花台です。w300d170 h18です。表面は小ガンナで横に削っています。漆を厚めに拭きました。使い込むと透けてきていい感じになります。化学塗料では出ない味があります。天然の素材の美点ですね。漆は決して扱いにくいものではありません。輪島塗のように光沢がある仕上げ(呂色仕上げと言います。呂色漆を塗って炭で研いで光沢が出るよう研磨しています。)でもそう簡単には傷は付きません。漆は使えば使うほどきれいになります。正月用とかにしまい込んである漆器を普段使いしてください。使ってなんぼです。

(10:54)

2019年10月14日




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 オーバルボックスに漆を拭きました。W125mm D78mm H45mmです。シェーカー家具作家の宇納さんに頂いたものです。メープルの薄板(厚さ2mm弱)を蒸して曲げています。色々なサイズがあります。これは最小です。アメリカのキリスト教の一派、シェーカー教徒が自分達が使うために作っていたそうです。



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それにしても、漆を塗るととたんに和風になるのが面白いですね。





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何を入れると似合うでしょうか。ちなみに京北の宇納家具工房やあちこちで随時、オーバルボックス作りのワークショップをされています。興味のある方はどうぞ
 

(14:27)

2019年08月15日



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 昨日のワークショップでお作り頂いた作品です。ふらっとお一人で来られた若い女性の作品です。ケヤキ材のペンスタンドです。お子さんには側面にお名前を彫刻刀で彫るようにしています。彼女に名前でも何でも好きなものを彫ってもいいよと言うと熱心に鉛筆で下絵を描きだしました。たまたま他の生徒さんがいなかったのでいろいろとお話するとT美術大学の日本画科の1回生だそうです。道理で花の形もよく取れているし、コーナーを回るような構図もしゃれています。熱心に彫って、きれいな仕上がりに出来ました。今年の春に入学して、楽しくて仕方がない様子でした。私自身は芸大に入って1回生の頃は右も左も分からなくて楽しいような不安なような感じでした。あれから、ずいぶん時間が経ちました。いいのか悪いのか今では随分と図太くなってしまいました。フィリップ、マーローでは無いけれどタフで無ければ生きていけないです。でも続きのセリフ、優しく無ければ生きていく資格が無いも忘れないようにしたいものです。(フィリップ、マーローはレイモンド、チャンドラーのハードボイルド小説の主人公です。映画化も何度もされています。ハンフリー、ボガートやジェイムス、ガーナー ロバート、ミッチャムが演じていました。私は何といってもボギーのマーローが好きです。)

(09:56)

2019年08月04日



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 蓼科でのワークショップ用のお箸の原型です。右からヤマザクラ、ローズウッド、ケヤキ、ミズナラ、ヤマザクラです。昨年、ローズで作られた方が黒っぽいお箸ばっかりなので白っぽい木がいいとおっしゃたので色々な材で用意しました。硬さで言えばローズや黒檀がいいんですが、中に明るい色のものがあってもいいかもしれません。子供さん用の短いものも用意しました。大人用を切ればいいんですが材の有効利用です。京都は今日も暑いです。市内中心部からは4~5℃は低い京北でもこの暑さです。が、明日には涼しい所に出発です。今年は二週間の予定です。帰洛後の残暑が恐ろしいですが取り合えず目先の涼しさです。どうも昨日体調がすぐれなかったのはその前日にクーラーに当たり過ぎたようです。蓼科は自然の涼しさなので大丈夫です。皆様もクーラーは程々に・・・

(13:30)

2019年07月27日



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 来月、毎年恒例の蓼科での木工ワークショップを行います。スプーン、お箸、など作って頂きます。
スプーンは口に入る部分をノミで彫って全体にサンドペーパーをかけて完成です。液化ガラス塗料で仕上げます。



 
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 こちらはブラックウォールナットです。北米材です。最近、一番人気の材です。比較的、柔らかいので仕上げも楽です。





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 こちらはケヤキです。言わずと知れた日本を代表する銘木です。私が材木市に出入りしだした30年程まえはケヤキか松が銘木で他の樹種はその他大勢でした。この頃人気の栃も安く買えました。今では栃の杢のいい材はケヤキ以上に高くなりました。勿論そのころは北米材もアフリカ材も殆ど見かけませんでした。最近の市では初めて見るようなアフリカ材を結構見かけます。幅広の材も多いので現地の環境破壊になっていないか心配です。




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今年はどんな方々との出会いがあるのか今から楽しみです。それに涼しさも・・・

(23:19)

2019年06月14日



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 小ぶりな額をお作りしています。一般的な色紙の入る大きさです。



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材はヤマザクラです。



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手押しかんな盤の定盤の上に置いて捻じれが無いのを確認です。ボンドで接着しています。ベルトに四隅を抑えるパーツが付いた額作り用の締め具で固定しています。



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真ん中のハンドルを右に回すとベルトが締まります。額の四隅は45度に切ってあります。( 木工用語でトメに切ると言います。)この形式の額はあまり作らないんですが、細い額をというご依頼でした。


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実はこの額、壁掛けと台上に置いてと両方使えます。裏板に立てて使うための折り畳み式の脚を取り付けます。仕上げは拭き漆です。完成したら、記事をアップします。

(17:57)

2019年05月04日


 今日は朝からよく晴れて暖かい一日でした。お昼頃には入道雲が出来て、夕立がありそうやなと思っていたら案の定3時頃ザーッと来ました。20分ほどで上がってまた晴れた空が戻ってきました。明後日には京都に帰ります。暖かいんでしょうね。

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 今日、シニアの御夫婦が作られました。スプーンは男性が作られました。自分用と奥様用です。バターナイフは奥様が御友人へのプレゼント用にお作りになりました。材は短いスプーンとバターナイフがヤマザクラ、長いスプーンがケヤキです。ヤマザクラは使い込むと濃い色に変わってきれいです。長く使ってほしいですね。十連休のワークショップも明日までです。あと一日、事故の無いように気を引き締めて終わりたいものです。
  

(17:23)

2019年05月02日




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 今朝のワークショップに参加した子供達の作品です。鉛筆立てにコースター、スプーンです。



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予め切り出した材にボール盤で穴を開けてペーパーできれいに磨きます。子供達はボール盤での穴開けが大好きです。勿論、横で危なくないように一緒に作業します。



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スプーンです。カレーライスによさそうです。口に入れる部分は丸ノミで掘ります。小学校四年生の女の子でしたが途中少し掘ってくれました。仕上げは私がしました。全体は荒く切り出してサンダー掛けした状態からサンドペーパーで手磨きしてもらいました。わかりにくいですが柄の部分に彫刻刀で名前を彫りこんでいます。簡単な直線部分を彫ってもらいました。日付の2019の2が失敗して大きくなってしまいましたが、ご愛敬です。



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コースターです。真ん中の凹部分をフォスナービットの65パイで空けてもらいます。後はペーパー掛けです。



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名前も入れました。小五の女の子で彫刻刀も使った経験があったので自分で彫りました。このグループは双子の姉妹の子供達で姉妹と姉弟のいとこ同士でした。賑やかに楽しそうで私も楽しく指導出来ました。 

(17:51)

2018年12月08日



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 先日、お茶杓作りのワークショップをしました。材は黒柿です。柿の木は大体捻じれたり曲がったりで家具材には適しません。乾燥も難しい材です。が、中に黒い模様がある材が何万本かに一本であります。何故黒い模様が出来るのかはっきりとはわかりません。多分柿のタンニン分と鉄分が反応して黒くなるのかなあと思います。日本産で黒い材は殆ど無いので非常に珍重されてきました。特にお茶道具にはよく使われています。

 
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黒い柄は全くランダムに出るので同じ模様はありません。今回は大体の形を削り出して、小刀と紙やすりで仕上げてもらいました。拭き漆で仕上げてお送りする予定です。  

(18:17)

2018年11月09日



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 某神社のお宮参りの記念品に入れる赤ちゃん用のスプーンを作っています。一回、100本お納めしています。材はヤマザクラです。年間500本作ります。大雑把な形までまとめて加工します。


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ここまで昇降盤(丸のこの刃が上下(昇降)するので この名前になったんでしょう」で加工しています。この後バンドソー(帯鋸)でスプーンの形に切り出します。大方1000本近く作ったんで大分慣れました。可愛い赤ちゃんの為に頑張ります。


(14:03)

2018年11月07日

  

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 木工教室で黒柿のお茶杓を作っていただきました。大体の形は私がお作りして、仕上げに少し削ってペーパーで滑らかにしてもらいます。こちらで拭き漆を施して後日お渡しします。これは茶道の先生がお作りになられました。ちょうど今、ミホミュージアムで茶杓展開催中ですね。基本は竹を曲げて作るんですが木の物もあります。最近だとチタン製とかもあるようです。


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作ってみると先端の曲げ具合とか全体のプロポーションとか案外奥が深そうです。随分と前に数年間ですがお稽古に通っていたんですがスキーで足首を痛めて正座がつらくなって離れてしまいました。立礼で教えてくれるならまた行きたいですが無いでしょうね。大体、年配の方は膝を痛めて止められる方も多いです。最近の若い方は生まれてからずっと椅子の生活だろうし(和室の無い家も増えてきました。)立礼を基本にした教室があってもいいように思います。

(10:09)

2018年10月30日


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 毎日仕事をしているとどうしても端材が出ます。明らかに使えないものはストーブ行きですが中途半端な大きさのものが捨てられなくて残っていきます。そんな端材の整理も兼ねてスプーンを作りました。左からクリ、ローズウッド、ヤマザクラです。ガラス塗料で仕上げています。色も木目も三者三様です。改めていろんな木があるなあと思います。この多様性がいいんです。長い年月の間に進化し、環境に適応してそれぞれの今の姿になっています。大袈裟ですが地球の歴史を感じます。自然の恵みに手を加えて使わせてもらうという素晴らしい仕事をさせてもらっているなあと思います。若い時分は俺が俺がで仕事をしていましたが歳なんでしょう。今は木に感謝しかありません。 

(14:47)

2018年10月14日



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 某神社のお宮参りのお土産用の子供用スプーンをお作りしています。長さ12㎝程の小さいスプーンです。それでも大きいものと手間は一緒なので大変です。年間、500本作ります。材は山桜です。きれいな色です。


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一度に百本納品します。続けて沢山作ると飽きてくるし肩も凝るので一日に十本くらいずつお作りしています。以前はクルミオイルで仕上げていたんですが近頃はガラス塗料で仕上げています。ガラスの成分を液化したものです。高価ですが撥水性は素晴らしいです。水を落としても玉になってまったく浸透しません。人体にも影響しません。今、70本出来ています。もう少し頑張ります。
 

(16:39)

2018年08月20日


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 こちらは2階のラーメン屋さんの取っ手です。ヤマザクラ材です。女性が一人で入れるお店を目指すそうです。それもあって優しいイメージのヤマザクラ材にしました。H290 w110 です。


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店の内側です。押し板になっています。オイル仕上げです。どんな味のラーメンを食べさせてくれるのか楽しみですね。

(13:14)


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 今日(日付が変わっているので厳密には昨日です。)、取っ手の取り付けに 大阪まで出かけました。
現場仕事は好きではないんですが仕方ありません。西本町の飲食店で一階が日本酒メインの居酒屋さん、二階が昼だけ営業のラーメン屋さんです。先ずは居酒屋さんの取っ手です。材はブラックウォールナットです。建築家と相談してコロッとしたイメージで作りました。画像よりは暗い色のいい材です。
オイル仕上げです。


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開店後は沢山の人が触れるでしょう。それもあって8mmのボルトで強固に固定してあります。


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外開きのドアなので内側は押し板になっています。あーだこーだと相談して色々と考えたものが形になるのは楽しいですね。ま、最後はまかせて下さるのでやりがいもあります。このお店、9月3日オープンだそうです。プレオープンに招待して頂いているので今から楽しみです。


(00:23)

2018年07月27日


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 取っ手をお作りしました。ヤマザクラ材です。W120H290 D25です。ガラス塗料仕上げです。
ラーメン屋さんのドア用です。女性にも来ていただけるおしゃれなラーメン屋さんです。
数日前にアップしたブラックウォールナットの取っ手の居酒屋さんの2階です。

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やはりスチールのドアにボルトで取り付けます。
初めて取っ手をお作りしましたが取り付けをどうするかいろいろと考えました。普段と違う仕事は面白いですね。と言いつつ、暑い盛りに取り付けに行ったんでバテました。

(17:39)

2018年07月25日


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 居酒屋のドアの取っ手をお作りしました。ブラックウォールナット材です。W140H180D30です。実はこのお店のカウンターやテーブルもブラックウォールナットでお作りしました。スチールのドアに取り付けます。

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8mmのボルトでしっかり固定します。8月末、オープンだそうです。美味しいお酒を飲ませてくれるでしょう。
 

(17:11)

2016年10月17日


ある神社とご縁があってお宮参りの記念品セットの子供用スプーンをお作りしています。長さ11cmくらいの小さなスプーンですが手間は大人用と変わりません。

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材はサクラです。年間400本作らないといけないので大変です。

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このスプーンを使ってすくすく育って欲しいですね。

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今回は120本ほど作りました。また年末に150くらい作る予定です。



(14:09)

2016年07月04日


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ブラックウォルナットでお茶入れの蓋をお作りしました。拭き漆仕上げです。本体は吹きガラスです。友人のガラス作家、中村真紀さんの作品です。

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お抹茶を入れるときれいでしょうね。

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本体が楕円の不定形なのでフリーハンドで縁を掘りました。結構うまく出来たのでよかったです。


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夏にぴったりのお茶入れが出来ました。


(12:03)