小物

2016年10月17日


ある神社とご縁があってお宮参りの記念品セットの子供用スプーンをお作りしています。長さ11cmくらいの小さなスプーンですが手間は大人用と変わりません。

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材はサクラです。年間400本作らないといけないので大変です。

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このスプーンを使ってすくすく育って欲しいですね。

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今回は120本ほど作りました。また年末に150くらい作る予定です。



(14:09)

2016年07月04日


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ブラックウォルナットでお茶入れの蓋をお作りしました。拭き漆仕上げです。本体は吹きガラスです。友人のガラス作家、中村真紀さんの作品です。

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お抹茶を入れるときれいでしょうね。

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本体が楕円の不定形なのでフリーハンドで縁を掘りました。結構うまく出来たのでよかったです。


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夏にぴったりのお茶入れが出来ました。


(12:03)

2014年05月26日

 
ケヤキのお椀です。大振りです。男性向きかな。

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横木取りです。文章で説明するのは難しいので、そのうちにイラストで説明します。
石川県の山中で挽いてもらいました。挽物、漆器の産地です。最近、脊梁山脈という
小説を読みました。木地師をめぐる話です。興味のある方はどうぞ。買って読むほどでもないので図書館ででも借りればいいでしょう。

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今は塗りたてでぎらぎらした感じですが、使い込むと漆が透けて艶も落ち着いて木目がきれいに見えてきます。使い手が毎日使い込んで完成するものですね。


(07:40)

2014年05月15日

 栃の器です。拭漆の木地として頼んだんですが、オイル仕上げにしてみました。


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クルミオイルをしみこませてあります。食用なので安心安全です。


2014 5 漆 小物 049


W190 H 52mmです。なにを入れたら似合うでしょうか・・・・

(15:53)

2013年11月28日

 栃の木の器を作りました。石川県の山中温泉で轆轤をしている
若い人にお願いして挽いてもらいました。山中は材が豊富で湯治客の
お土産としてお椀やお盆などの需要があって轆轤細工が盛んになったよう
です。ご他聞にもれず最近は中国産が低価格で伸びているようです。
そのなかでも若い人ががんばっているのは嬉しい限りです。微力ですが
応援したいと思っています。

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フォルムのきれいな器が出来ました。

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165パイで高さ45mmです。拭き漆仕上げです。使い込むときれいになり
ます。栃は深山の谷筋に多い樹で大木になります。
縞状のきれいな杢が出る材が珍重されます。実はアクが多いんですが
沢で気長にさらせばうまく抜けるようです。栃餅とか栃の実煎餅とか素朴
な味で美味しいです。ずいぶんと切って、大木は少なくなっているようです。
さんざん使ってきて今さらですが動物の為にも残して欲しいですね。


(23:26)

2013年10月21日



栃のお皿です。W165 D165 H16です。筋が入っています。それが
いい表情になっていますね。山中(石川県です。温泉で有名です。)で挽いて
もらいました。ずいぶん前に行きましたが、名前のとうり山あいの静かな
温泉地でした。


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拭き漆仕上げです。使い込むといい味が出てきます。




(08:07)

2013年10月09日

  最近、作った(塗った)お椀です。

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やや小ぶりなお椀です。ミズメザクラ(サクラではありません。カバの仲間
です。)です。石川県の山中で木地を挽いてもらいました。温泉で有名です
ね。ミズメはサクラより硬くて丈夫です。外側に筋目がついているので滑ら
ず持ちやすいです。私はこれでご飯を食べています。木のお椀はご飯が
冷めにくく、手も熱くならないのでいいですよ。
漆を溜め気味に拭いているので丈夫です。使い込むと艶が落ち着いて
きれいになっていきます。天然素材のいいところです。


(22:28)

2013年02月24日

以前、記事にした展示台を納品しました。

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拭き漆で綺麗に仕上がりました。材はミズメザクラです。W300 D200
H150です。


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台の下のコンソールテーブルも以前にお作りしたものです。
男前のガンダーラ仏ですね。


(16:19)

2013年02月07日

展示台を作っています。マカバ材です。W300  D200 H150です。
クライアントは美術品、骨董品のコレクターです。

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これから拭漆をします。ガンダーラ仏を置かれるそうです。

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納品が楽しみです。



(15:08)

2011年10月24日

額をお作りしました。どこか南米の国のお土産だそうです。
国名は忘れてしまいました。

朝霧 001

鳥の刺繍です。カラフルで綺麗ですね。素朴なイメージの額が合いそうだ
ったので、留め(四隅が45度になっている作り方、市販の額はほとんど
これです。)にはしませんでした。材はクスノキでオイル仕上げです。
w450 h350です。
次は以前に作った、ケヤキの額です。w420 h340,拭き漆仕上げです。

朝霧 004

これは贅沢に一枚板をくり抜いています。たまには額作りも面白いです。


(23:13)

2011年09月26日

知人の結婚祝いにサクラのお皿とカエデのバターナイフ
を作りました。

椅子、さら 030

サクラのお皿とモミジのバターナイフです。お皿はW324 D167 H24
ナイフはW165 D20です。くるみオイルで仕上げています。サクラの材
は綺麗な色と緻密さが魅力です。使い込めば、自然に色が濃くなっていい
感じになってきます。

椅子、さら 037

これは柾目どりです。サクラは硬からず、柔らかからずで刃物切れもいい
し、仕事していても気持ちがいい材ですね。ちなみに浮世絵の版木もサク
ラです。

椅子、さら 039

モミジ(かえで)も緻密で綺麗な木目の材です。木材の中でも一番白い材
です。寸法安定性が少しよくないですね。


椅子、さら 034

椅子、さら 035

今は素っ気ないけれど、使い込めばいい味が出てきます。大げさですが
おふたりの歴史を刻んでいってくれたらいいですね。


(07:22)

2011年06月09日

以前に作ったブローチです。アクセサリーもたまに作ると面白いです。
まず、ローズウッドに白蝶貝です。

小物 008

栃にメキシコあわびです。

小物 002


黒檀にメキシコあわびです。

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栃に白蝶貝です。

小物 011


栃にメキシコあわびです。

小物 005

すべて拭き漆です。小さい物はきっちりと仕上げる必要があるので案外
時間がかかります。気が向いたらまた作ります。
大山崎山荘美術館のミュージアムショップに出品します。6月17日から
始まる「かんさい いすなう」に椅子を展示します。座ることも出来るので
楽しい展覧会になると思います。大山崎山荘美術館のHPを見てください。




(07:53)

2011年04月25日

サクラでバターナイフとジャムナイフを作りました。


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短いほうがバターナイフです。長さは160mmです。柄は22mmx20mm
です。長いほうがジャムナイフ?です。
ジャムナイフと言うのかどうか知りませんが、普通のスプーンでジャムを
塗ると凹みの部分に残ってしまうのでナイフのようにしました。
ビンのコーナーまですくえるよう先端を少し斜めにしてまっすぐに
しました。

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バターナイフは断面を楕円形にしてあります。テーブルとナイフ面が平行
になってバターが付きません。

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ジャムナイフは長さ210mm、柄は22mmx20mmです。やはり楕円断面
です。大きめのビンでも底まで届くように長めにしました。

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サクラ材は匂いもいいし(桜餅の香り)、雰囲気も優しいのでカトラリー向き
ですね。使い込むと色が濃くなっていい味が出てきます。仕上げには胡桃
オイルを拭きこんであります。食用なので口に入れても安心です。
毎朝の食事に使ってもらいたいですね。パンの味もよくなるかも・・・

(15:49)

2011年04月01日

スプーンを数点作りました。拭き漆仕上げです。
木地はいろいろです。まず、ケンポナシです。
スプーン 045

















ケンポナシはクロウメモドキ科の広葉樹です。梨のような甘い実がなるの
でこのような名前がついたようです。材はケヤキ、クワに似ています。
木材市でもほとんど見かけません。和家具によく使われています。
スプーン 046

















これは大きめで柄も長いです。男持ちですね。お次はカエデです。京都の
あるお寺のカエデをもらった材です。成長が遅いので緻密で角の立った
仕上がりになるので好きな材の一つです。

スプーン 014


















スプーン 013

(01:07)

2011年02月03日

今、福井県あわら市の「金津創作の森」アートコア ミュージアム
で開催されている 酒の器展に出品しています。コンペ形式で
入選者の作品が展示されています。酒器とぐい飲みのセットです。
3月6日まで、10;00~17;00 休館日;毎週月曜日です。
陶磁器、ガラス、木工、漆など150点くらいあるそうです。
お近くに行かれたら是非ご覧ください。
ホームページはwww.sosaku.jp/  です。
私は40cmx50cmくらいの欅の塊に直径30cm深さ10cm
くらいの丸い窪みを掘り込んで拭き漆をした作品を
出しています。帰ってきたら画像アップします。


弓槻 003








































今日の弓槻です。
いい天気になりました。屋根や庭には残雪があります。
このまま、暖かくはならないでしょうね・・・・

弓槻 006








































庭の梅のつぼみです。だいぶふくらんでいます。あと少し寒さに耐えて
頑張ります。

(14:58)

2011年01月20日

最近作ったかんざしです。材はローズウッドです。あわびを象嵌しています。
すこしアールをつけています。くるみオイルで拭いています。なめても
大丈夫です。長さが18センチくらいです。ローズは色がなんともいえず
いいです。

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裏側です。ローズウッドもいろいろ種類があります。ブラジリアンローズが
本物ですが色や雰囲気の似た木をナントカローズとか呼んだりよくわかりません。
ただ、木にも流行があって一昔前はバーズアイメープルが流行りました。
いまはブラックウオルナットが人気あるみたいですね。私はそれぞれの材に
いいところがあると思うのであまり好き嫌いなく使うほうだと思います。
ローズウッドは貴重な材なのでこんな小物しか作れません。


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今日のBGM

        MAHLER SYMPHONY NO1

        CONCERTGEBOUWORKEST AMSTERDAM

        LEONARD BERNSTEIN

バーンスタインのコンセルトヘボウとのライブ盤です。
濃い演奏ですね。1番は人気があって沢山CDがでています。
実は初めて買ったクラシックのCDがこの曲でした。
訳もわからずに買ったのがコリン、デービスとバイエルンでした。
笑いますね。いまなら絶対買わないでしょう。
最近、マーラーよく聞いています。去年、今年とメモリアルイヤー
という訳でもないんですが・・・・

(14:03)

2010年12月25日

たまに気がむくと器を作ります。箱物や椅子と違って
カネ(直角)が出てるとか、背の角度がどうとか考えなくて
いいので結構、気分転換になるんです。

小卓 025


















栗に拭き漆です。W420 D190 H40です。板目(材の接線に平行に製材することです。)
使いです。そして木裏使い(材の中心に近いほうを上に使うことです。)です。
木目が荒くて合板みたい
に見えますね。みかんでも盛ればいいかもしれません。

小卓 022


















栗に拭き漆です。柾目はやはり上品でいいですね。w400d180h40です。

小卓 009


















小卓 014


















楢に拭き漆です。柾目です。w350d200h30です。虎斑が綺麗に同心円状にでてますね。楢はやはり柾使いで斑を見せたいですね。
大きい原木がないと広い柾板はとれないので貴重です。柾どりだと直径80センチの原木から皮、白太、芯(ほぼ割れています。)を除くと30センチ幅で厚さ3センチの板が6枚、がんばって8枚とれればいいほうです。
断面は円ですから端にいくほど幅が狭くなります。ですから原木をどう
挽くかは本当に難しいです。最後はえいやっと決めないとしかたないんだけど・・・

小卓 020



















欅の柾目、拭き漆です。少し交錯木理(順目、逆目と交互に並んでいる
ことです。画像で明るい部分と暗い部分が交互に見えています。)です。
どちらから鉋をかけても逆目になります。
鉋の裏刃をよくきかせないと逆目がバリバリにめくれてしまいます。
w360 d140 h30です。和菓子に合いそうです。

いろいろな木がいろいろな木目で工房にあります。綺麗な木目をみながら
何を作ろうかと考える時間は楽しいです。出来てしまうと執着はないんですが・・・

             BGM

            Gustav Mahler
          
            Sinfonie Nr,5 cis-moll

            Wiener Synphoniker

            GEORGER  PRETRE

        91年のライブ盤です。2008年、10年とウイーンフィル
        のニューイヤーコンサートを振ったプレートルのライブ盤
        です。宇野功芳先生は巷間評価の高いバーンスタイン
        を超えた名盤と書かれています。私の愛聴盤です。
        第4楽章は「ベニスに死す」で使われて超有名ですね。
        いつ聞いても綺麗な曲です。
        アッバードとカラヤンのも持ってますが、今はこれをよく
        聞いてます。名盤ぞろいなんで、いろいろ聞き比べると
        おもしろいでしょうね。とりあえず、いまはブーレーズのが
        欲しいんですが・・・困ったもんです。

(15:28)

2010年11月04日

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奈良のカフェ、SANKAKUでのワークショップで作ってもらうブローチのサンプルです。材はウエンジです。木目が綺麗ですね。おおまかに切った物を数種類用意しておきます。だいたい、7~9cmです。磨いて、クルミオイルで拭いて金具付けて出来上がります。1~2時間位を予定しています。

お申し込みはカフェ サンカク 050-1488-0278
email  sankaku-in-nara@yahoo.co.jp
7日(日) 午後2時から随時受け付けます。
参加費 1000円 お茶、おやつ付き
サンドペーパーで磨くのでホコリがでます。作業し易い服装
でおいでください。

(14:34)

2010年10月27日

欅の器です。W285 D118 H25です。拭き漆仕上げです。器 欅 016木目が綺麗です。


















ケヤキは日本の代表的な広葉樹です。ブナ科で寿命も長く、材も強い樹です。
古語ではツキノキというそうですが、ツヨイキがなまったという説もあります。どちらかと言うと関東の樹ですね。箒をさかさまにしたようなシルエットで姿も美しい樹です。甲州街道の街路樹にもなってますね。
屋敷林でも見られます。栃木の知人の広大な庭に直径1メーター近い
樹がありました。乾燥には時間がかかりますが、いったん乾けば寸法安定性はいいです。樹も人間と一緒で同じケヤキでも硬くてどうしようも無い木もあれば軟らかいおとなしい木もあります。やはり若い樹はあばれますね。こんな器には樹齢を重ねた樹がむいています。器 欅 014



















みかんをのせてみました。美味しそうに見えます。

器 欅 017

















裏側です。木目がよくわかります。

(23:11)

2010年10月21日

スプーンです。黒檀の拭き漆仕上げです。長さ215mm幅43mmのおお
ぶりなスプーンです。カレーやシチュウを食べるとよさそうです。
小さいものですが、感覚の敏感な口の中に入れるものなので難しいです
。 たまに作ると面白いですが、意外と時間がかかるんですよね。作り方
のコツはまず形を切り出して最初に口に入る凹の部分を完全に仕上げる
事です。いずれ作る手順を解説します。
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(07:32)