小物
2019年05月04日
今日は朝からよく晴れて暖かい一日でした。お昼頃には入道雲が出来て、夕立がありそうやなと思っていたら案の定3時頃ザーッと来ました。20分ほどで上がってまた晴れた空が戻ってきました。明後日には京都に帰ります。暖かいんでしょうね。
今日、シニアの御夫婦が作られました。スプーンは男性が作られました。自分用と奥様用です。バターナイフは奥様が御友人へのプレゼント用にお作りになりました。材は短いスプーンとバターナイフがヤマザクラ、長いスプーンがケヤキです。ヤマザクラは使い込むと濃い色に変わってきれいです。長く使ってほしいですね。十連休のワークショップも明日までです。あと一日、事故の無いように気を引き締めて終わりたいものです。
(17:23)
2019年05月02日
今朝のワークショップに参加した子供達の作品です。鉛筆立てにコースター、スプーンです。
予め切り出した材にボール盤で穴を開けてペーパーできれいに磨きます。子供達はボール盤での穴開けが大好きです。勿論、横で危なくないように一緒に作業します。
スプーンです。カレーライスによさそうです。口に入れる部分は丸ノミで掘ります。小学校四年生の女の子でしたが途中少し掘ってくれました。仕上げは私がしました。全体は荒く切り出してサンダー掛けした状態からサンドペーパーで手磨きしてもらいました。わかりにくいですが柄の部分に彫刻刀で名前を彫りこんでいます。簡単な直線部分を彫ってもらいました。日付の2019の2が失敗して大きくなってしまいましたが、ご愛敬です。
コースターです。真ん中の凹部分をフォスナービットの65パイで空けてもらいます。後はペーパー掛けです。
名前も入れました。小五の女の子で彫刻刀も使った経験があったので自分で彫りました。このグループは双子の姉妹の子供達で姉妹と姉弟のいとこ同士でした。賑やかに楽しそうで私も楽しく指導出来ました。
(17:51)
2018年12月08日
2018年11月09日
2018年11月07日
木工教室で黒柿のお茶杓を作っていただきました。大体の形は私がお作りして、仕上げに少し削ってペーパーで滑らかにしてもらいます。こちらで拭き漆を施して後日お渡しします。これは茶道の先生がお作りになられました。ちょうど今、ミホミュージアムで茶杓展開催中ですね。基本は竹を曲げて作るんですが木の物もあります。最近だとチタン製とかもあるようです。
作ってみると先端の曲げ具合とか全体のプロポーションとか案外奥が深そうです。随分と前に数年間ですがお稽古に通っていたんですがスキーで足首を痛めて正座がつらくなって離れてしまいました。立礼で教えてくれるならまた行きたいですが無いでしょうね。大体、年配の方は膝を痛めて止められる方も多いです。最近の若い方は生まれてからずっと椅子の生活だろうし(和室の無い家も増えてきました。)立礼を基本にした教室があってもいいように思います。
(10:09)
2018年10月30日
毎日仕事をしているとどうしても端材が出ます。明らかに使えないものはストーブ行きですが中途半端な大きさのものが捨てられなくて残っていきます。そんな端材の整理も兼ねてスプーンを作りました。左からクリ、ローズウッド、ヤマザクラです。ガラス塗料で仕上げています。色も木目も三者三様です。改めていろんな木があるなあと思います。この多様性がいいんです。長い年月の間に進化し、環境に適応してそれぞれの今の姿になっています。大袈裟ですが地球の歴史を感じます。自然の恵みに手を加えて使わせてもらうという素晴らしい仕事をさせてもらっているなあと思います。若い時分は俺が俺がで仕事をしていましたが歳なんでしょう。今は木に感謝しかありません。
(14:47)
2018年10月14日
2018年08月20日
今日(日付が変わっているので厳密には昨日です。)、取っ手の取り付けに 大阪まで出かけました。
現場仕事は好きではないんですが仕方ありません。西本町の飲食店で一階が日本酒メインの居酒屋さん、二階が昼だけ営業のラーメン屋さんです。先ずは居酒屋さんの取っ手です。材はブラックウォールナットです。建築家と相談してコロッとしたイメージで作りました。画像よりは暗い色のいい材です。
オイル仕上げです。
開店後は沢山の人が触れるでしょう。それもあって8mmのボルトで強固に固定してあります。
外開きのドアなので内側は押し板になっています。あーだこーだと相談して色々と考えたものが形になるのは楽しいですね。ま、最後はまかせて下さるのでやりがいもあります。このお店、9月3日オープンだそうです。プレオープンに招待して頂いているので今から楽しみです。
(00:23)
2018年07月27日
2018年07月25日
2016年10月17日
2016年07月04日
2014年05月26日
2013年11月28日
栃の木の器を作りました。石川県の山中温泉で轆轤をしている
若い人にお願いして挽いてもらいました。山中は材が豊富で湯治客の
お土産としてお椀やお盆などの需要があって轆轤細工が盛んになったよう
です。ご他聞にもれず最近は中国産が低価格で伸びているようです。
そのなかでも若い人ががんばっているのは嬉しい限りです。微力ですが
応援したいと思っています。
フォルムのきれいな器が出来ました。
165パイで高さ45mmです。拭き漆仕上げです。使い込むときれいになり
ます。栃は深山の谷筋に多い樹で大木になります。
縞状のきれいな杢が出る材が珍重されます。実はアクが多いんですが
沢で気長にさらせばうまく抜けるようです。栃餅とか栃の実煎餅とか素朴
な味で美味しいです。ずいぶんと切って、大木は少なくなっているようです。
さんざん使ってきて今さらですが動物の為にも残して欲しいですね。
若い人にお願いして挽いてもらいました。山中は材が豊富で湯治客の
お土産としてお椀やお盆などの需要があって轆轤細工が盛んになったよう
です。ご他聞にもれず最近は中国産が低価格で伸びているようです。
そのなかでも若い人ががんばっているのは嬉しい限りです。微力ですが
応援したいと思っています。
フォルムのきれいな器が出来ました。
165パイで高さ45mmです。拭き漆仕上げです。使い込むときれいになり
ます。栃は深山の谷筋に多い樹で大木になります。
縞状のきれいな杢が出る材が珍重されます。実はアクが多いんですが
沢で気長にさらせばうまく抜けるようです。栃餅とか栃の実煎餅とか素朴
な味で美味しいです。ずいぶんと切って、大木は少なくなっているようです。
さんざん使ってきて今さらですが動物の為にも残して欲しいですね。
(23:26)